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iPhoneでバーコードを読み取る3つの方法【標準機能・アプリ・オンラインツール】

カバー写真
商品のパッケージについているバーコードをiPhoneで読み取って、価格や詳細情報をすぐに知りたい、と思ったことはありませんか? 多くの方が、iPhoneの標準カメラをかざせばQRコードのように簡単に読み取れると考えがちですが、実際には商品のバーコードをスキャンして情報を検索する機能は搭載されていません。 しかし、ご安心ください。この記事では、iPhoneで商品のバーコードを確実に読み取るための3つの方法を、あなたの状況に合わせて選べるように分かりやすく解説し、それぞれのメリット・デメリットを徹底比較します。

方法1:オンラインバーコードリーダーを使う【アプリ不要・一番手軽】

「アプリを新しくインストールしたくない」「今すぐ一度だけ使いたい」 そんな場合に最もおすすめなのが、Webブラウザ上で動作する無料のオンラインツールです。

ブックマークしておけば、いつでもアプリのようにすぐに使えます。

無料のオンラインバーコードリーダー「QR TOOL バーコードリーダー」も、iPhoneのブラウザ(SafariやChrome)から簡単にご利用いただけます。

▼使い方1: カメラで読み取る

  1. QR TOOL バーコードリーダー』にアクセスします。
  2. ページを開き、カメラへのアクセス許可を求められたら「許可」をタップします。
  3. iPhoneのカメラが起動し、画面に読み取りエリアが表示されます。そのエリア内に、バーコードがはっきりと写るようにかざしてください。
  4. 読み取りが成功すると、画面にバーコードの種類とデータ(数字)が表示されます。その数字をコピーして、商品検索などに活用できます。
カメラを起動するボタン

[画像: 読み取り成功画面]

読み取り成功画面

▼使い方2: 画像や写真から読み取る

  1. QR TOOL バーコードリーダー』にアクセスします。
  2. 「画像を選択」ボタンから端末に保存されている画像を選択するか範囲内にドラッグ&ドロップします。
  3. 自動でバーコードが読み取られます。
バーコードを含む画像を選択

方法2:専用の無料バーコードリーダーアプリを使う【高機能】

「頻繁にバーコードを読み取る」「読み取った商品の価格比較をしたい」 そんな方には、App Storeからインストールする専用アプリが最適です。

読み取り精度が高く、便利な機能が充実しています。

▼おすすめの無料アプリ

※ご利用はご自身の判断でお願いします

QRコードリーダー / バーコード QRコード読み取り・作成

QRコードやバーコードの読み取りに対応しており、商品検索も可能な日本製のアプリです。

AppStoreスクリーンショット

出典: AppStore

QRコードリーダー & バーコードリーダー

QRコードとバーコードの読み取りが可能でQR TOOLと同様に画像からよみとることもできます。

AppStoreスクリーンショット2

出典: AppStore

方法3:カメラの「テキスト認識表示」で数字をコピーする【裏技】

これはバーコードを「スキャン」するのではなく、バーコードの下に書かれている「数字」をテキストとしてコピーする方法です。商品を自動で検索する機能はありませんが、アプリやツールを開かずに数字だけを素早く知りたい場合に役立ちます。

※iOS 15以降で利用可能です。

▼使い方

  1. 標準の「カメラ」アプリを起動し、バーコード下の数字にはっきりとピントを合わせます。
  2. 数字がテキストとして認識されると表示される右下のテキスト認識のアイコンをタップします。
  3. 表示された数字をタップしてコピーし、Safariの検索窓やECサイトのアプリに貼り付けて検索します。
iPhone標準カメラでのバーコードのテキスト認識

【徹底比較】バーコードの3つの読み取り方法、どれがあなたに合っている?

ご紹介した3つの方法のメリット・デメリットを一覧表にまとめました。ご自身の目的に合わせて、最適な方法を選んでください。

比較項目
①オンラインツール
②専用アプリ
③テキスト認識表示
アプリのインストール
不要
必要
不要
手軽さ
◎(ブックマークからすぐ)
〇(一度インストールすれば楽)
〇(標準カメラから)
読み取り精度
△(数字の認識精度による)
機能の豊富さ
△(読み取りとコピーのみ)
◎(価格比較・履歴など)
×(数字のコピーのみ)
おすすめな人
たまにしか使わない人アプリを増やしたくない人
頻繁に使う人価格比較をしたい人
とにかく数字だけ急いで知りたい人

▼結論としては…

  • 手軽さ重視で、たまにしか使わないなら → ①オンラインツール
  • 頻繁に使い、価格比較など機能も重視するなら → ②専用アプリ
  • 数字のコピーだけできれば良い、という緊急時なら → ③テキスト認識表示

このように使い分けるのがおすすめです。

まとめ: iPhoneでのバーコード読み取り方法

iPhoneで商品のバーコードを読み取るには、標準機能に頼るのではなく、目的に合わせたツールを選ぶことが重要です。

アプリをインストールしたくない方は「オンラインバーコードリーダー」を、お買い物などで頻繁に利用する方は「専用アプリ」を、そして緊急時には「テキスト認識表示」を、といった形で賢く使い分けて、日々の生活をより便利にしてください。

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QR WORLD(QRワールド) 編集部

QRコード・バーコードの生成・読み取りシステムを開発してきた経験からお役立ち情報を発信しています。

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