目次
Androidスマホでバーコードを読み取る方法はいくつかありますが、最も手軽で対応バーコードの種類も多いのが「クイック設定のQRコードスキャナ」と「Googleレンズ」です。
今回、一般的なバーコードの種類ごとに、Androidの標準的な機能で読み取りテストを実施しました。
この結果からもわかる通り、Pixelなどの標準カメラでは、JANコードやUPCといった商品パッケージでよく見かけるバーコードしか読み取れない場合があります。
一方で、「クイック設定のQRコードスキャナ」「Googleレンズ」は、業務用で使われることが多いITFやCODE128など、より多くの種類のバーコードに対応しています。
特にGoogleレンズアプリでは読み取った内容をそのまま検索できるので、そういったシチュエーションでは便利に使用することができます。
読み取りの速さや対応バーコードの豊富さではクイック設定内の「QRコードスキャナ」が一番でした。
それでは、具体的な操作方法を見ていきましょう。
Googleレンズは、カメラに映したものをAIが解析してくれる非常に強力なツールです。バーコードの読み取りはもちろん、文字の翻訳や似ている商品の検索などもできます。
【操作手順】
[画像: Googleレンズ起動画面]
[Googleレンズでバーコードを読み取った画面]
スマホ画面の上から下にスワイプすると表示される「クイック設定」パネルに、QRコードスキャナーのボタンを配置することもできます。
【操作手順】
[クイック設定からQRコードスキャナを起動する]
[クイック設定からQRコードスキャナでバーコードを認識する]
Google Pixelシリーズなど、一部のAndroidスマホでは標準のカメラアプリ自体にバーコード読み取り機能が搭載されています。
【操作手順】
※前述の通り、この方法ではJANコードなど一部のバーコードしか読み取れない可能性があります。読み取れない場合は、クイック設定のQRコードスキャナーやGoogleレンズをお試しください。
[Pixel標準カメラで読み取った内容]
「どの方法を試してもうまく読み取れない…」そんな時は、以下の点を確認してみてください。
標準機能で十分な場合が多いですが、以下のようなニーズがある場合は、専用のバーコードリーダーアプリの導入も検討してみましょう。
オンラインバーコードリーダーのおすすめは日本製のQR TOOLがおすすめです。
オンラインのバーコードリーダーはアプリのダウンロードの必要がなく手軽に使えることが大きなメリットです。
では次にダウンロードして利用するアプリをご紹介します。Google Playストアで「バーコードリーダー」と検索すると多くのアプリが見つかりますが、代表的なものには以下のようなアプリがあります。
※ご自身の判断でご利用ください
この記事では、Androidスマホでバーコードを読み取る方法について解説しました。
まずは手軽な標準機能から試してみて、あなたの使い方に合った方法を見つけてください。
>> 参考記事: 無料でAndroidスマホの標準機能でQRコードを読み取る方法
>> 参考記事: PCやスマホでバーコードをスキャン・読み取りする方法
iPhoneでのバーコード読み取り方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
QR WORLD(QRワールド) 編集部