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PDFをQRコードに!具体的な作成手順を解説【ツール4選】

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PDFファイルやパワーポイントを簡単に共有したいとき、QRコードを活用すれば、相手にURLを伝える手間が省けて便利です。 本記事では、Adobe、Google DriveやiPhone、ギガファイル便を使ってPDFを無料でQRコード化し、共有する具体的な方法を解説します。 それぞれの手順を分かりやすく説明しているので、初心者でも安心して実践できます。 効率的にPDFを共有したい方はぜひ参考にしてください!

目次

  1. PDFをQRコード化できるのか?
  2. PDFをQRコードに変換して共有するメリット
  3. 【方法1】Adobe公式の方法でPDFのQRコード化
  4. 【方法2】Google Driveを使ったPDFのQRコード作成手順
  5. 【方法3】iPhone(iCloud)を使ってPDFをQRコード化する方法
  6. 【方法4】ギガファイル便でPDFをQRコード化する方法
  7. PDFのURLをQRコード化するオンライン作成ツールとその活用方法
  8. PDFをQRコード化したが、読み取れない場合
  9. まとめ:PDFをQRコード化するおすすめサービス

PDFをQRコード化できるのか?

QRコードは別名二次元コードで少ないデータを高速で読み取りするのに便利です。今回のテーマはPDFをQRコード化するですが直接PDFをQRコード化することができるでしょうか?

結論、PDFは直接QRコード化することはできません。

理由としてはQRコードは軽量のデータ(URLなどの文字列)しか格納できない、また格納できたとしても、スマホなど読み取り端末側もQRコードも格納されているデータをPDFと認識できないからです。

よってPDFをQRコード化するには簡単なステップを追加する必要があります。

具体的にはクラウドストレージサービスにアップロード、リンクを発行、リンクをQRコード化というステップが必要になります。

この記事では4つご紹介します。PDFのみではなくパワーポイントなどのファイルを共有するのにも利用できるので試してみてください。


PDFをQRコードに変換して共有するメリット

PDFファイルをQRコードに変換することは、特にビジネスやイベントの場での情報共有に大きなメリットをもたらします。具体的には、以下のような利点があります。

1-1. 簡単かつ迅速な共有

QRコードはスマートフォンやタブレットを使えば瞬時に読み取ることができ、紙の資料やメールでの送付と比べて手間がかかりません。例えば、セミナーの資料を参加者に配布したい場合、PDFファイルをQRコードにしてスクリーンに表示するだけで、多くの人が一斉にアクセスできます。

1-2. URLの記憶が不要

QRコードを使えば、長いURLを覚える必要がありません。特にビジネス文書やカタログのように、URLが複雑になりがちな場合、QRコードを利用することでエラーや手間を大幅に削減できます。

1-3. 簡単なセキュリティ対策

QRコードは簡単に共有範囲をコントロールできます。リンクの有効期限やパスワード保護を設定することで、不特定多数の人にアクセスされるリスクを軽減可能です。


次のセクションでは、Adobe公式のストレージを使ったQRコード作成機能について詳しく見ていきます。

【方法1】Adobe公式の方法でPDFのQRコード化

Adobe公式のPDFソフトAdobe Acrobatを使用してPDFをQRコード化する方法をご紹介します。

記事執筆時点で無料プランでも5GBのストレージが付いていますので十分利用できます。

Adobe Acrobat Readerは無料で使用できますので、以下のページからダウンロードしておいてください。

https://get.adobe.com/jp/reader/

2-1. Adobe AcrobatでPDFを開く

ダウンロードが完了したらPDF化したいファイルを開いて右上のリンクアイコン(この文書を他の人と共有するリンクを取得)をクリックしてください。

リンクアイコン位置

次に「リンクを取得」をクリックします。

その際閲覧者にコメントを許可するかどうかを選択できます。

リンクを取得ボタン

2-2. Adobeアカウントへログインor新規登録

Adobeのアカウントへログインされていない方はログインもしくは新規登録が必要になります。

Adobeログイン画面

新規登録の際には姓名・生年月日・メールアドレス等の情報が必要になります。

2-3. Adobe Acrobatに戻りリンクを取得

リンクを取得を押すとファイルが自動的にクラウドにアップロードされます。

リンクをコピーから

リンクをコピー

2-4. QRコード作成ツールでQRコード化

取得したリンクをQRコード化します。

手軽にQRコード化するにはQR TOOLがおすすめです。

無料・登録不要でオリジナルのQRコードを作成することができます。

PDFであることをわかりやすくするためアイコンを入れることも可能です。

QR TOOL PDF用QRコード作成画面

こんな方におすすめ

以上のような手順でPDFをQRコード化することができました。

Adobeのアカウントが必要なことから頻繁にPDFを共有されるような方にはこの方法がおすすめです。

また無料では容量が5GBまでと制限されているため注意が必要です。

【方法2】Google Driveを使ったPDFのQRコード作成手順

Google Driveは、無料で15GBまで利用可能なクラウドストレージサービスです。

今回ご紹介する3つで一番おすすめです。

このツールを使えば、簡単にPDFをQRコード化して共有することができます。

ここでは、Google Driveを活用した手順を具体的に解説します。

3-1. PDFをGoogle Driveにアップロードする方法

まず、PDFファイルをGoogle Driveにアップロードする手順から始めましょう。以下のステップに従ってください:

  1. Google DriveにアクセスするウェブブラウザやモバイルアプリからGoogle Driveにログインします。
  2. アップロードするウェブ版の場合:画面左上の「新規」ボタンをクリックし、「ファイルをアップロード」を選択。PDFファイルを選びます。モバイルアプリの場合:「+」ボタンをタップして「アップロード」を選択。スマートフォン内のPDFを指定します。
  3. ウェブ版の場合:画面左上の「新規」ボタンをクリックし、「ファイルをアップロード」を選択。PDFファイルを選びます。
  4. モバイルアプリの場合:「+」ボタンをタップして「アップロード」を選択。スマートフォン内のPDFを指定します。
  5. アップロード完了アップロードが完了すると、Google Drive内にPDFが保存されます。

[ブラウザ版のファイルアップロード]

アップロードボタン




3-2. 共有リンクを生成してQRコードに変換する方法

PDFをアップロードした後、共有リンクを生成し、それをQRコードに変換する手順は以下の通りです:

  1. PDFの共有設定を開くPDFファイルを右クリック(または長押し)し、「共有」を選択します。
  2. リンクをコピー表示される共有メニューで誰がファイルを閲覧できるかを設定できます。ここでは「リンクを知っている全員」を選択します。
  3. 次に「リンクをコピー」をクリック。デフォルトの設定では「閲覧のみ」となるため、編集を許可したい場合は設定を変更します。
  4. QRコード生成ツールを利用取得したリンクをQRコード生成ツール(無料オンラインツールやブラウザ拡張機能)に貼り付け、QRコードを作成します。取得したリンクをQRコード化します。手軽にQRコード化するにはQR TOOLがおすすめです。

[共有アイコン位置]

共有アイコン位置

[リンクを知っている全員を選択]

リンクを知っている全員

[共有者に許可するアクション]

閲覧者もしくは編集者を選択

取得したリンクをQRコード化します。

手軽にQRコード化するにはQR TOOLがおすすめです。

3-3. 注意点:共有設定の確認

共有リンクの設定が適切でない場合、QRコードを読み取った相手がアクセスできない可能性があります。「リンクを知っている全員に共有」を選択するようにしてください。

Google Driveは手軽でありながら機能も充実しているため、初心者にもおすすめの方法です。

次のセクションでは、iPhone(iCloud)を使ったQRコード作成について説明します。

【方法3】iPhone(iCloud)を使ってPDFをQRコード化する方法

iPhoneユーザーにとって、iCloudを利用したPDFのQRコード作成は非常に便利です。Appleのエコシステムを活用することで、他のアプリやデバイスに頼らず作業を完結できます。5GBまでは無料で利用できます。

動作が確認できたブラウザ版の使用をおすすめします。

4-1. PDFをiCloudにアップロードする方法

まず、PDFファイルをiCloudにアップロードする手順を説明します:

  1. iCloud Driveを開いてログインしてください
  2. 中央上部のアイコンをクリックしてPDFをアップロード
  3. アップロード完了アップロードしたPDFがiCloud Drive内に保存されます。
アップロードアイコン

4-2. 共有リンクを作成してQRコード化する方法

PDFをiCloud Driveに保存した後、共有リンクを生成し、QRコード化します:

  1. 共有メニューを開くファイルを長押しして、「共有」> 「共同制作」をタップ。
  2. 共有範囲を設定(参加依頼された人のみorリンクをしっている人はだれでも)。
  3. 権限を設定(変更可能or閲覧のみ)
  4. QRコードを作成Google Driveと同様に、リンクをQRコード生成ツールに貼り付けてQRコードを作成します。手軽にQRコード化するにはQR TOOLがおすすめです。

[メニューから他の人と共同作業]

設定メニュー

[対象者アクセス権を設定]

対象者アクセス権を設定

[共有をクリック]

共有をクリック

4-3. iPhoneだけで完結する利便性

この方法の最大のメリットは、iPhoneとiCloudのみで全ての作業が完結する点です。特に、Appleユーザーにとっては直感的で使いやすく、外部ツールをインストールする必要がないため手軽です。ただし、以下の点には注意してください:

  • iCloudの容量制限:無料プランでは5GBまでのストレージしか利用できないため、大容量のPDFを扱う場合は注意が必要です。
  • リンクの有効期限設定:iCloud Drive単体ではリンクの有効期限を設定できないため、別途管理が必要です。

このように、iCloudを活用する方法は特にAppleユーザーにおすすめです。次に、ギガファイル便を活用した方法をご紹介します。

【方法4】ギガファイル便でPDFをQRコード化する方法

ギガファイル便

出典: ギガファイル便

ギガファイル便は、大容量ファイルを簡単に送れる無料サービスとして人気があります。このサービスを活用すれば、PDFファイルの共有もQRコード化も非常に手軽に行えます。特に、登録不要で利用できる点が大きな魅力です。

5-1. ギガファイル便とは?

ギガファイル便は、1ファイル200GBまでアップロード可能なオンラインストレージサービスです。ファイルごとにリンクを発行でき、保存期間やパスワード設定などの機能も備えています。特徴として以下が挙げられます:

  • 大容量ファイル対応:PDFファイルの容量が大きくても問題なくアップロード可能。
  • 登録不要:アカウント作成が不要で、誰でもすぐに利用可能。
  • シンプルな操作性:初心者でも直感的に操作できます。

5-2. PDFをアップロードしリンクを生成する手順

PDFをギガファイル便にアップロードし、共有リンクを取得する方法は以下の通りです:

  1. ギガファイル便にアクセス
  2. PDFをアップロードサイトのメイン画面にある「ファイルを選択」ボタンをクリックし、アップロードするPDFを選びます。
  3. リンクを取得アップロードが完了すると、共有リンクが自動生成されます。このリンクをコピーしてください。
  4. リンクをQRコード生成ツールに貼り付けてQRコードを作成します。手軽にQRコード化するにはQR TOOLがおすすめです。

5-3. ギガファイル便を使う際の注意点

ギガファイル便には便利な機能が多い一方、以下の点に注意が必要です:

  • リンクの保存期間:デフォルトでは保存期間が7日間ですが、設定で延長可能です。保存期間を過ぎるとファイルが削除されます。
  • セキュリティ:パスワード保護を設定しない場合、リンクを知っている誰でもアクセス可能になります。機密性の高いPDFを扱う場合は必ず保護を設定しましょう。
  • 広告表示:無料サービスであるため、サイトには広告が表示されます。操作に支障はありませんが、慣れるまで戸惑うかもしれません。

ギガファイル便は、特に大容量のPDFファイルを短期間で共有したい場合に最適な方法です。次のセクションでは、その他の無料QRコード作成ツールについてご紹介します。

PDFのURLをQRコード化するオンライン作成ツールとその活用方法

無料で使用できるQRコード作成サービスをご紹介します。

6-1. おすすめ無料QRコード生成ツール

以下のツールは、いずれも無料で利用でき、操作も簡単です:

QR TOOL

カスタマイズ機能が豊富なQRコード作成 | QR TOOL

カスタマイズ機能が充実。QRコードの色やデザインを変更できるため、ブランドロゴを組み込んだQRコードも作成可能。

QRのススメ

シンプルで初心者向け | QRのススメ

シンプルなインターフェースで初心者向け。PDFのリンクを入力するだけでQRコードを生成可能。

CMANのQRコード作成ツール

老舗QRコード作成サービス | CMAN

サイズやエンコード形式など細かい設定が可能で、より専門的な利用に適している。サイズやエンコード形式など細かい設定が可能で、より専門的な利用におすすめです。

6-2. ツールを選ぶ際のポイント

QRコード生成ツールを選ぶ際には、以下の点に注意してください:

  • セキュリティ:信頼性の高いツールを選ぶ。特に、データの取り扱いが明記されているものを利用すると安心です。
  • カスタマイズ性:見た目を自由にカスタマイズしたい場合は、色やロゴの設定が可能なツールがおすすめです。
  • 対応フォーマット:QRコードの拡張子は利用目的に合うものを選択しましょう。

6-3. 活用のコツ

無料ツールを最大限に活用するために、以下のコツを押さえておきましょう:

  • 事前にリンクを確認:QRコードを配布する前に、リンク先が正常に動作することを確認します。
  • ターゲットに合わせたデザイン:例えば、イベントではカラフルなQRコード、ビジネスではシンプルなモノクロデザインが適しています。
  • QRコードを読み取りテスト:利用前に読み取りのテストを行なってください

次のセクションでは、PDF共有時の注意点について掘り下げます。

PDFをQRコード化したが、読み取れない場合

作成したQRコードが読み取れない場合、以下のような点を確認してみてください。

アップロードが成功しているか

今回はPDFをアップロードしリンクをQRコードにしました。ファイルがアップロードできてリンクが有効化されていることを確認してください。またQRコード化すつ際のURLの入力ミスがないか確認してください。

サイズや解像度に注意

コードのサイズや解像度を確認する小さすぎると読み取りが困難になるため、十分なサイズで印刷・表示してください。

光の反射や傾きに注意

光の反射や傾きに注意するカメラがQRコードを正確に読み取れるように、反射を避け、正面からスキャンすることが重要です。

中央のアイコンに注意

全てのQRコードには誤り訂正機能がついています。最大約30%QRコードが欠損したり汚れていても正常に読み取ることができます。

ただし約30%は最大なのでアイコンは中央に最大でも20%以下で入れることをお勧めします。

まとめ:PDFをQRコード化するおすすめサービス

この記事では、「PDFを無料でQRコードを作成して共有する方法」を詳しく解説しました。

QRコードを活用することで、PDFの共有が簡単になり、閲覧者にとっても便利な仕組みを提供できます。

一般的におすすめのサービスはGoogle Driveでした。15GBの無料枠があり機能も充実しており、第一、慣れている方が多いことからおすすめです。

PDFの共有頻度が高い方にはAdobeもおすすめです。

QRコードの作成ツールには以下のような点でQR TOOLが一番おすすめです。

  • 無料・登録不要
  • 国産・企業が運営しているので安心
  • 詳細のカスタマイズが可能
QR TOOL紹介画像

ぜひ活用してPDFをQRコード化してみてください。

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QR WORLD(QRワールド) 編集部

QRコード・バーコードの生成・読み取りシステムを開発してきた経験からお役立ち情報を発信しています。