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最も簡単で基本的な方法は、スクリーンショットと写真アプリの「テキスト認識表示」機能(iOS 15以降)を活用する方法です。
※テキスト認識表示機能はiPhone13以降は標準搭載されています。iPhone6s(2015年)以降の端末はiOS 15以上にアップデートすることで利用可能です。
たったこれだけです! これで、iPhoneの画面上にあったQRコードを特別なアプリなしで読み取ることができました。
方法1でうまくいかなかった場合やiOS15より前のバージョンを利用されている場合は以下手順で無料オンラインツールを試してみてください。
ここでは日本の安全なオンラインQRコードリーダーのQR TOOLをご紹介します。
QRコードをうまく認識しない場合は以下のような点をご確認ください。
【方法1】を利用されているからはiOSのバージョンをご確認ください。iOS15以上で「写真」アプリ内でQRコードの自動読み取りが可能です。
端末で言うと、iPhone6s(2015年)以降の端末(iPhoneSEも可)であればiOS15にアップデート可能です。
iPhone13(2021年)以降であれば一番古いバージョンでもiOS15以上となります。
※バージョンはiPhone内の「設定アプリ」 > 「一般」> 「情報」 > 「iOSバージョン」から確認することができます。
※iOSを最新版にアップデートしたい場合は「設定アプリ」 > 「一般」> 「ソフトウェアアップデート」から利用可能なバージョンがあれば表示されます。
QRコードが小さすぎたり、画質が粗い場合は認識されにくいことがあります。可能な限りQRコードを画面上で拡大してからスクリーンショットを撮る、または元の画像をダウンロードするなど検討してください。
スクリーンショットを撮る際に、QRコード全体が画面内に収まっていることを確認してください。
QRコードは作成時に一定範囲での欠損は補完できる誤り訂正機能を設定することができます。設定できるレベルは(L・M・Q・H)の四段階ありますが一番高いHでも約30%までしか補完することができないので注意が必要です。
特にQRコードの三つの目のように見える部分(ファインダパターンまたは切り出しシンボルとも)が欠けてしまうと認識することが難しくなりますのでQRコード全体が収まっていることをご確認ください。
それでも読み取れない場合は以下の記事も参考にしてみてください。
標準機能以外でも、普段お使いのアプリで画面上のQRコード(画像)を読み取れる場合があります。
スクリーンショットを撮るまでは同じなのでここでは割愛します。
[LINEアプリを使ったQRコード読み取り方法]
[Google Chromeを使ったQRコード読み取り方法]
ただし、最も手軽で追加アプリも不要なのは、本記事で紹介したスクリーンショットと写真アプリの標準機能を使う方法ですのでまずはそちらをお試しいただければと思います!
参考記事1: Googleフォトを使ったQRコード読み取り
参考記事2: Androidを使ったQRコード読み取り
QRコードが画面ではなく手元にある場合でiOS11(※iPhone8 2017年から標準搭載。iPhone5s以降でもアップデートをしていれば)以降であればiPhoneの標準カメラでQRコードを読み取ることができます。
iPhoneのコントロールセンター内にもQRコード読み取り機能があります。手順は以下の通りです。
以上の手順でコントロールセンターにQRコード読み取り機能が追加されたので次回から同アイコンをタップするだけです。
[画像: コントロールセンターを開く]
[画像: 背景を長押し]
[画像: コードをスキャンを追加]
iPhoneの画面上に表示されたQRコードは、スクリーンショットを撮って「写真」アプリで開くだけという簡単な手順で読み取ることができます。
特別なアプリをインストールする必要もなく、iPhoneの標準機能(テキスト認識表示)だけで完結するため、誰でもすぐに試せます。
もしうまくいかなかった場合は方法2の無料のオンラインツールも試してみてください。
もう画面上のQRコードの読み取り方で迷う必要はありません。ぜひこの方法を活用して、快適なiPhoneライフを送ってくださいね!
QR WORLD(QRワールド) 編集部