QR WORLD
QR WORLD

iPhoneで画面上のQRコードを読み取る方法【写真・画像対応】

カバー写真
「iPhoneの画面に表示されたQRコード、どうやって読み取ればいいの?」 「スクリーンショットしたQRコードを読み込みたい」 「他のアプリを使わずにQRコードをスキャンしたい」 そんな疑問をお持ちではありませんか? 友人から送られてきたLINEのQRコード、Webサイト上に表示されているQRコードなど、物理的な紙ではなく、iPhoneの画面上にあるQRコードを読み取りたい場面は意外と多いものです。 カメラを向けるわけにはいかないため、どうすれば良いか戸惑う方もいるかもしれません。 ご安心ください!特別なアプリをインストールしなくても、iPhoneの標準機能だけで画面上のQRコードを簡単に読み取る方法があります。 この記事では、iPhoneの画面上に表示されているQRコードを、誰でも簡単に読み取れる手順を分かりやすく解説します。 なぜこの記事を読むべきか? ・カメラ不要: 別のスマホやPCを用意する必要がありません。 ・アプリ不要: iPhoneにもともと備わっている機能だけで完結します。 ・簡単操作: スクリーンショットを撮って数タップするだけで読み取れます。 ・初心者向け: 画像付き(※この記事内では画像は省略しますが、実際の記事では挿入を推奨)で分かりやすく解説します。

【方法1】標準機能でiPhone画面上のQRコードを読み取る

最も簡単で基本的な方法は、スクリーンショットと写真アプリの「テキスト認識表示」機能(iOS 15以降)を活用する方法です。

※テキスト認識表示機能はiPhone13以降は標準搭載されています。iPhone6s(2015年)以降の端末はiOS 15以上にアップデートすることで利用可能です。

【ステップ1】QRコードが表示されている画面のスクリーンショットを撮る

  1. 読み取りたいQRコードが画面全体に表示されるようにします。
  2. お使いのiPhoneのモデルに応じて、以下の方法でスクリーンショットを撮影します。
    1. Face ID搭載モデル (iPhone X以降): サイドボタンと音量を上げるボタンを同時に押して、すぐに放します。
    2. Touch ID搭載モデル (iPhone SE, iPhone 8以前など): サイドボタン(またはトップボタン)とホームボタンを同時に押して、すぐに放します。
  3. 画面左下にスクリーンショットのサムネイルが表示されます(タップしてトリミング(切り抜き)も可能ですが、一旦そのままでOKです)。スクリーンショットは自動的に「写真」アプリに保存されます。

【ステップ2】「写真」アプリでスクリーンショットを開き、QRコードを読み取る

  1. 「写真」アプリを開きます。
  2. 先ほど撮影したスクリーンショットの画像を探してタップします。
  3. 画像内のQRコード部分を長押し。(または、右下にテキスト認識アイコンが表示される場合はそれをタップします)iOS 15以降の「テキスト認識表示(Live Text)」機能がQRコードを自動で認識します
  4. QRコードが認識されると、そのQRコードが示す内容(URLリンク、連絡先情報、テキストなど)に応じたアクションメニュー(例:「Safariで開く」「リンクをコピー」「共有」など)がポップアップ表示されます。
  5. 目的のアクション(例:Webサイトを開きたい場合は「Safariで開く」「Chromeで開く」)をタップします。
標準機能でiPhone画面上のQRコードを読み取る流れ

たったこれだけです! これで、iPhoneの画面上にあったQRコードを特別なアプリなしで読み取ることができました。

【方法2】オンラインのQRコード読み取りツール(画像や写真対応)

方法1でうまくいかなかった場合やiOS15より前のバージョンを利用されている場合は以下手順で無料オンラインツールを試してみてください。

ここでは日本の安全なオンラインQRコードリーダーのQR TOOLをご紹介します。

【ステップ1】QRコードが表示されている画面のスクリーンショットを撮る

  1. 読み取りたいQRコードが画面全体に表示されるようにします。
  2. お使いのiPhoneのモデルに応じて、以下の方法でスクリーンショットを撮影します。
    1. Face ID搭載モデル (iPhone X以降): サイドボタンと音量を上げるボタンを同時に押して、すぐに放します。
    2. Touch ID搭載モデル (iPhone SE, iPhone 8以前など): サイドボタン(またはトップボタン)とホームボタンを同時に押して、すぐに放します。
  3. 画面左下にスクリーンショットのサムネイルが表示されます(タップしてトリミング(切り抜き)も可能ですが、一旦そのままでOKです)。スクリーンショットは自動的に「写真」アプリに保存されます。

【ステップ2】オンラインツールでQRコードを読み取る

  1. 写真や画像からQRコードを読み取るツールへアクセス
  2. 「画像を選択」をタップしてステップ1で撮ったスクリーンショットを選択
  3. 自動でQRコードが認識されます
オンラインツールでの読み取り手順

うまく読み取れない場合のチェックポイント

QRコードをうまく認識しない場合は以下のような点をご確認ください。

  1. 標準の画像認識機能を利用する場合、iOSのバージョンが古くないかご確認ください
  2. スクリーンショットのQRコードが不鮮明ではありませんか?
  3. QRコードの一部が隠れていませんか?

1. iOSのバージョンが古くないか

【方法1】を利用されているからはiOSのバージョンをご確認ください。iOS15以上で「写真」アプリ内でQRコードの自動読み取りが可能です。

端末で言うと、iPhone6s(2015年)以降の端末(iPhoneSEも可)であればiOS15にアップデート可能です。

iPhone13(2021年)以降であれば一番古いバージョンでもiOS15以上となります。

※バージョンはiPhone内の「設定アプリ」 > 「一般」> 「情報」 > 「iOSバージョン」から確認することができます。

iOSバージョンの確認方法

※iOSを最新版にアップデートしたい場合は「設定アプリ」 > 「一般」> 「ソフトウェアアップデート」から利用可能なバージョンがあれば表示されます。

iOSをアップデートする手順

2. スクリーンショットのQRコードが不鮮明ではないか?

QRコードが小さすぎたり、画質が粗い場合は認識されにくいことがあります。可能な限りQRコードを画面上で拡大してからスクリーンショットを撮る、または元の画像をダウンロードするなど検討してください。

3. QRコードの一部が隠れていませんか?

スクリーンショットを撮る際に、QRコード全体が画面内に収まっていることを確認してください。

QRコードは作成時に一定範囲での欠損は補完できる誤り訂正機能を設定することができます。設定できるレベルは(L・M・Q・H)の四段階ありますが一番高いHでも約30%までしか補完することができないので注意が必要です。

QRコードの誤り訂正機能や誤り訂正レベルについて

特にQRコードの三つの目のように見える部分(ファインダパターンまたは切り出しシンボルとも)が欠けてしまうと認識することが難しくなりますのでQRコード全体が収まっていることをご確認ください。

目の部分を隠してQRコードを読み取ることができるかの実験


それでも読み取れない場合は以下の記事も参考にしてみてください。

QRコードが読み取れない!原因と誰でもできる対処法を徹底解説

補足1: 他のアプリを使った画面上のQRコードの読み取り

標準機能以外でも、普段お使いのアプリで画面上のQRコード(画像)を読み取れる場合があります。

スクリーンショットを撮るまでは同じなのでここでは割愛します。

  • LINE: トーク画面やホーム画面の検索窓横にあるQRコードリーダーアイコンをタップし、右下の「ライブラリから読み込む」やアルバムアイコンを選択して、スクリーンショット画像を選ぶことで読み込めます。
  • Google Chrome アプリ / Google レンズ / Googleフォトなど: Googleアプリ内の「Google レンズ」機能や、Googleフォトアプリで画像を開き、「レンズ」アイコンをタップすることでもQRコードを認識できます。

[LINEアプリを使ったQRコード読み取り方法]

LINEアプリを使ったQRコード読み取り方法

[Google Chromeを使ったQRコード読み取り方法]

Google Chromeを使ったQRコード読み取り方法

ただし、最も手軽で追加アプリも不要なのは、本記事で紹介したスクリーンショットと写真アプリの標準機能を使う方法ですのでまずはそちらをお試しいただければと思います!

参考記事1: Googleフォトを使ったQRコード読み取り

参考記事2: Androidを使ったQRコード読み取り

補足2: iPhoneの標準機能でのQRコード読み取り方法

方法1. 標準カメラアプリでQRコード読み取り

QRコードが画面ではなく手元にある場合でiOS11(※iPhone8 2017年から標準搭載。iPhone5s以降でもアップデートをしていれば)以降であればiPhoneの標準カメラでQRコードを読み取ることができます。

  1. 標準搭載のカメラアプリを起動する
  2. QRコードをカメラで写すと自動で認識されます(シャッターはふ不要)
  3. URLであれば黄色のリンクをタップするだけでアクセス可能です。もしくは右下のQRコードアイコンからでもアクセス可能です。
iPhone標準カメラでQRコードを読み取った画面

方法2. コントロールセンターでQRコード読み取り

iPhoneのコントロールセンター内にもQRコード読み取り機能があります。手順は以下の通りです。

  1. コントロールセンターを開く
    1. Face IDを搭載したiPhoneの場合: 画面の右上隅から下にスワイプします。
    2. ホームボタンを搭載したiPhoneの場合: 画面の下端から上にスワイプします。
  2. 背景を長押しして「コントロールを追加」をタップ
  3. QRコードアイコンをタップ

以上の手順でコントロールセンターにQRコード読み取り機能が追加されたので次回から同アイコンをタップするだけです。

[画像: コントロールセンターを開く]

コントロールセンターを開く

[画像: 背景を長押し]

背景を長押し

[画像: コードをスキャンを追加]

コードをスキャンを追加]

まとめ:iPhone画面上のQRコード読み取りは簡単!

iPhoneの画面上に表示されたQRコードは、スクリーンショットを撮って「写真」アプリで開くだけという簡単な手順で読み取ることができます。

特別なアプリをインストールする必要もなく、iPhoneの標準機能(テキスト認識表示)だけで完結するため、誰でもすぐに試せます。

もしうまくいかなかった場合は方法2の無料のオンラインツールも試してみてください。

もう画面上のQRコードの読み取り方で迷う必要はありません。ぜひこの方法を活用して、快適なiPhoneライフを送ってくださいね!

無料オンラインQRコードツール

QR WORLDロゴ

QR WORLD(QRワールド) 編集部

QRコード・バーコードの生成・読み取りシステムを開発してきた経験からお役立ち情報を発信しています。

QRコード作成

無料