QR WORLD
QR WORLD

QRコードが読み取れない!原因と誰でもできる対処法を徹底解説

カバー写真
レジでの支払いや友達追加、Webサイトへのアクセスなど、今や日常のあらゆる場面で活用されているQRコード。しかし、「いざ読み取ろうとしたら反応しない…」「カメラを向けても何も起こらない…」と困った経験はありませんか? 急いでいる時ほど、QRコードが読み取れないと焦ってしまいますよね。 この記事では、QRコードが読み取れない主な原因と、誰でも簡単に試せる対処法を網羅的に解説します。この記事を読めば、あなたを悩ませるQRコードの問題がきっと解決するはずです。

まずはコレを試して!QRコードが読み取れない時の緊急チェックリスト

QRコードが読み取れずにお困りの方へ。原因を詳しく探る前に、まず以下の5つの簡単な対処法を試してみてください。多くの場合、これで解決できます。

1. カメラのレンズを拭く

指紋や汚れでレンズが曇っていると、ピントが合わず読み取れません。柔らかい布で優しく拭いてみましょう。

2. 少し離して、ゆっくり近づける

QRコードに近づけすぎると、全体がカメラに収まらず認識できません。少し離れた位置から、ゆっくりピントが合う距離まで近づけてみてください。

3. QRコードを正面から撮る

斜めから撮ろうとすると、形が歪んでしまい読み取れません。QRコードの正面にスマホを構え、画面と並行になるように意識しましょう。

4. 明るい場所で試す

暗い場所ではカメラがQRコードを認識できません。明るい場所に移動するか、スマホのライト機能を使ってみましょう。ただし、光が反射しすぎないよう注意してください。

5. アプリを再起動する

QRコードリーダーのアプリや、LINEなどのアプリ内カメラで読み取っている場合、一時的な不具合の可能性があります。一度アプリを完全に終了させ、再度立ち上げて試してみてください。

6. 他のアプリやオンラインツールで試す

iPhoneで読み取りしている方

以下の標準機能が利用できます。

  • 標準カメラ
  • コントロールセンターのQRコード読み取り機能

こちらの記事でそれぞれの読み取り方法を詳しく解説しています。

Androidで読み取りしている方

以下の標準機能が利用できます。

  • 標準カメラ(機種による)
  • Googleレンズ
  • クイック設定パネルから

参考記事: Androidスマホ上のQRコードを読み取る方法

オンラインツール

下記の無料のオンラインツールはスマホをご利用の方やパソコンをご利用の方でもご利用いただけます。

無料QRコード読み取り

無料のオンラインQRコードスキャナー


端末別のQRコードを読み取る方法

はじめに、端末や場合別にQRコードを読み取る方法を改めてご紹介しますのでまずは試してみてください。

iPhoneでQRコードを読み取る方法

1. iPhone標準カメラを使用する

QRコードが画面ではなく手元にある場合でiOS11(※iPhone8 2017年から標準搭載。iPhone5s以降でもアップデートをしていれば)以降であればiPhoneの標準カメラでQRコードを読み取ることができます。

  1. 標準のカメラアプリを起動する
  2. カメラでQRコードを写す
  3. 表示された黄色背景のリンクをタップする
標準カメラでの読み取り画面

2. コントロールセンターでQRコード読み取る 

標準カメラでうまくいかない場合、iPhoneのコントロールセンター内にもQRコード読み取り機能があります。コントロールセンターへの追加手順は以下の通りです。

  1. コントロールセンターを開く
    1. Face IDを搭載したiPhoneの場合: 画面の右上隅から下にスワイプします。
    2. ホームボタンを搭載したiPhoneの場合: 画面の下端から上にスワイプします。
  2. 背景を長押しして「コントロールを追加」をタップ
  3. QRコードアイコンをタップ
コントロールパネルのQRコード読み取り機能を使う方法

3. 画像や写真の場合

もしQRコードが画像や写真としてiPhoneに保存されている場合にはiPhoneの写真アプリ内で読み取ることもできます。手順は以下の通りです。

  1. お使いのiPhoneのモデルに応じて、以下の方法でスクリーンショットを撮影します。
    1. Touch ID搭載モデル (iPhone SE, iPhone 8以前など): サイドボタン(またはトップボタン)とホームボタンを同時に押して、すぐに放します。
    2. Face ID搭載モデル (iPhone X以降): サイドボタンと音量を上げるボタンを同時に押して、すぐに放します。
  2. 標準搭載の「写真」アプリでスクリーンショット画像を開きます
  3. 画像内のQRコード部分を長押し。(または、右下にテキスト認識アイコンが表示される場合はそれをタップします)iOS 15以降の「テキスト認識表示(Live Text)」機能がQRコードを自動で認識します
  4. QRコードが認識されると、そのQRコードが示す内容(URLリンク、連絡先情報、テキストなど)に応じたアクションメニュー(例:「Safariで開く」「リンクをコピー」「共有」など)がポップアップ表示されます。
  5. 目的のアクション(例:Webサイトを開きたい場合は「Safariで開く」「Chromeで開く」)をタップします。
iPhoneの写真アプリでQRコードを読み取る

4. SafariやChromeのWebページ上のQRコードの場合

SafariやGoogle Chromeで閲覧中のページにQRコードがある場合には以下の手順で読み取ることができます。

  1. QRコード画像を長押し
  2. アクションを選択
    1. Safariの場合直接リンクが表示されます
    2. Chromeの場合「Googleで画像を検索」を選択するとGoogleレンズが起動しQRコードを読み取り、リンクが表示されます

このように直接ウェブ上だけで読み取りすることが可能です。

参考記事: iPhoneで画面上のQRコードを読み取る方法【写真・画像対応】

Android端末でQRコードを読み取る方法

標準搭載のGoogleレンズを使用する

Googleレンズでは手元にQRコードがある場合や、画像や写真データとしてQRコードが端末に保存されている場合にも対応しています。

様々なGoogle関連アプリや検索窓でも使用することができます。

手順:

  1. Googleレンズを起動する:
    1. Googleアプリから: Googleアプリを開き、検索バーの右端にあるカメラアイコン(Googleレンズアイコン)をタップします。
    2. Google Chromeから: Google Chromeアプリを開き、検索バーの右端にあるカメラアイコン(Googleレンズアイコン)をタップします。
    3. Googleアシスタントから: Googleアシスタントを起動し、「Googleレンズを開いて」と話しかけるか、表示されるレンズアイコンをタップします。
    4. Googleレンズ専用アプリから: Google PlayストアからGoogleレンズアプリをインストールしている場合は、アプリを開きます。
  2. カメラをQRコードに向ける: Googleレンズが起動したら、スマートフォンのカメラを読み取りたいQRコードに向けます。
  3. QRコードを認識させる: QRコードが画面中央に収まるように調整します。多くの場合、特別な操作をしなくても自動的にQRコードが認識され、枠で囲われます。
  4. 内容を確認・アクセスする: QRコードが認識されると、画面下部または中央に読み取られた内容(URL、テキスト、連絡先情報、Wi-Fi情報など)が表示されます。
  5. URLの場合は、タップするとブラウザでそのウェブサイトを開きます。テキストの場合は、コピーしたり検索したりできます。Wi-Fi情報の場合は、ネットワークに接続するためのオプションが表示されます。

[画像:Googleレンズ起動位置]

Googleレンズ起動位置

[画像:Googleレンズのカメラ画面でQRコードをかざし、URLが表示されている画面] 

Googleレンズのカメラ画面でQRコードをかざし、URLが表示されている画面

2. クイック設定パネルの「QRコードスキャナ」を使用する

Android 13 より、クイック設定パネルに「QR コードのスキャン」が追加されており気軽にQRコードをスキャンできるようになっています。

こちらもカメラを起動しての読み取りと画像や写真データを選択しての読み取り両方に対応しています。

手順:

  1. 画面上部から下に2回スワイプして、クイック設定パネルを全表示します。
  2. 利用可能なタイルの中に「QRスキャナ」を探してタップします(横スワイプ)。
  3. よく利用する場合は鉛筆アイコンをタップしパネル位置を移動させることもできます。
  4. 以降はパネルをタッチするとカメラが起動するのでQRコードを移すだけで読み取り可能です。
クイック設定パネル

3. Google Chromeで閲覧中のWebページ上のQRコードの場合

GoogleChromeで閲覧中のWebページ内のQRコードを読み取りたい場合は以下の方法で読み取ることが可能です。

  1. QRコードを長押し
  2. 表示されたメニュー中の「Googleレンズで画像を検索」を選択
Android版Google Chromeで閲覧中ページのQRコード読み取り手順

Windows 11 パソコンの場合

Windows11では標準機能のカメラにQRコード読み取り機能が搭載されています。読み取り方法は、以下のとおりです。

  1. 「スタート」ボタンをクリック
  2. 「すべてのアプリ」をクリック
  3. 標準搭載の「カメラ」をクリック
  4. 標準カメラアプリが起動したら、右側のメニューにある「バーコード」をアイコンをクリック
  5. 「バーコード」モードの状態で、カメラにQRコードをかざします。
  6. 読み取りが成功すると、下部に内容が表示されます。

URLであればそのままクリックしてブラウザでアクセスしたり、コピーすることができます。

Windows11では標準機能のカメラにQRコード読み取り機能

Windows 10以前パソコン・Mac・その他の場合

Windows 10やそれ以前のWindowsやMacでも標準のカメラアプリにはQRコード読み取り機能がありません。しかしカメラさえあればオンラインツールでQRコードを読み取ることができます。

Windows 10/ Macなどパソコンの種類やスマホに関わらず利用できるサービスでおすすめがQR TOOLです。

QRTOOLは無料・アカウント登録不要でブラウザ上で使用できるオンラインツールで、利用方法は簡単で下記のリンクにアクセスしカメラの起動を許可するだけです。

PCカメラを起動してQRコードを検出する | QR TOOL

画像や写真からQRコードを検出する | QR TOOL

各端末の標準機能で読み取り機能がない場合はうまくいかなかった場合などにぜひお試しください。


ここまで場合や端末ごとのQRコードの読み取り方をご紹介してきましたが、ここからはQRコード読み取りがうまくいかない場合の原因や対策をご紹介します。

なぜ?QRコードが読み取れない主な原因

QRコードが読み取れない原因は、大きく分けて「読み取る環境」「QRコード自体」「スマートフォン(読み取り端末)」の3つに分類できます。

QRコード読み取りトラブルのイメージ

1. 読み取る環境が原因の場合

暗すぎる、または明るすぎる

QRコードを認識するには適切な光量が必要です。暗い場所ではカメラがコードを認識できず、逆に直射日光などが当たって明るすぎると、反射してしまい読み取れないことがあります。

QRコードが暗すぎて読み取れないイメージ
QRコードに光が反射して読み取れないイメージ

対処法:

  • 明るい場所に移動する。
  • スマートフォンのライト機能を使ってQRコードを照らす(ただし反射に注意)。
  • 手などで影を作り、光の反射を抑える。

距離が適切でない

QRコードに対してカメラが近すぎたり、遠すぎたりすると、ピントが合わず読み取れません。

QRコードに対してカメラが近すぎたり、遠すぎたりすると、ピントが合わない

対処法:

  • ゆっくりとスマートフォンをQRコードに近づけたり遠ざけたりして、ピントが合う距離を探す。
  • 画面に表示されるフレーム内にQRコード全体が収まるように調整する。

角度がつきすぎている

QRコードに対して斜めからカメラを向けると、コードの形が歪んでしまい、正しく認識できません。

QRコードには歪みを検出するアライメントパターンという右下の四角があり、これにより斜めから読み取った場合でも精度良く読み取れます。しかし程度によってはアライメントパターンにも限界があります。

QRコードのアライメントパターン

QRコードのアライメントパターンとは?

対処法:

QRコードの正面から、できるだけ平行になるようにカメラを構える。

2. QRコード自体が原因の場合

汚れや傷、破損がある

QRコードの一部が汚れていたり、印刷面が擦れていたり、破れていたりすると、情報が欠損して読み取れません。

一定レベルの欠損であればQRコード自体の持つ誤り訂正機能によって補完されますが限界もあります。

QRコードの誤り訂正機能とは?

独自に欠損位置を変える実験を行っていますが、たとえ誤り訂正機能の範囲内であったとしても角にある四角い「切り出しシンボル(ファインダーパターン)」が隠れてしまうと読み取りができないという実験結果が出ています。

QRコードの誤り訂正機能を使った実験

切り出しシンボル(ファインダーパターン)の例

QRコードの切り出しシンボル(ファインダパターン)とは?

対処法:

  • 柔らかい布などでQRコードの表面を優しく拭く。
  • 可能であれば、別のQRコード(予備や再発行されたもの)を試す。
  • QRコードの提供元に連絡し、新しいコードを発行してもらう。

サイズが小さすぎる、または大きすぎる

QRコードが小さすぎるとカメラが細部を認識できず、逆に大きすぎると画面内に全体が収まらず読み取れません。

QRコードに必要なサイズについて

対処法:

  • 適切な距離まで近づいたり離れたりして調整する。
  • (デジタル表示の場合)画面の表示倍率を変更してみる。

印刷品質が低い、コントラストが低い

QRコードの黒い部分と白い部分の色の差(コントラスト)が低い、線がかすれている、にじんでいるなど、印刷品質が悪いと認識しづらくなります。デザイン性の高いQRコードも、色や形によっては読みにくい場合があります。

対処法:

  • 読み取りアプリによっては認識精度が異なるため、別のアプリを試す。
  • 提供元に、よりコントラストの高い、または標準的なQRコードがないか確認する。

QRコードの情報が古い・無効になっている

例えばLINEの友達追加QRコードやイベントの入場用QRコードなど、有効期限が設定されている場合があります。また、リンク先のURLが変更・削除されている可能性もあります。

QRコードの有効期限は?期限の有無とその理由や仕組みを解説

対処法:

  • QRコードの有効期限を確認する。
  • 提供元に、QRコードが現在も有効か問い合わせる。
  • 例えばLINEのQRコードの場合、QRコードの提供者が「更新」をクリックしていないかを確認する

3. スマートフォン(読み取り端末)が原因の場合

カメラレンズの汚れ

スマートフォンのカメラレンズに指紋やホコリが付いていると、ピントが合わずぼやけた状態になり、QRコードを正確に読み取れません。これは意外と見落としがちな原因です。

パソコンのカメラでQRコードを読み取る方法

対処法:

  • メガネ拭きのような柔らかい布で、カメラレンズを優しく拭く。

ピントが合っていない(オートフォーカス不調)

カメラがQRコードにうまくピントを合わせられない状態です。

対処法:

  • カメラをQRコードに向けたまま少し待つ。
  • 画面上のQRコード部分を指でタップして、強制的にピントを合わせる。
  • 一度カメラを別の場所に向けてから、再度QRコードに向けてみる。

QRコード読み取りアプリの不具合

使用しているQRコード読み取り専用アプリや、カメラアプリに内蔵されている読み取り機能に一時的な不具合が発生している可能性があります。

対処法:

  • アプリを完全に終了させてから再起動する。
  • アプリが最新バージョンでない場合はアップデートする。
  • 別のQRコード読み取りアプリをインストールして試してみる(標準カメラアプリで読み取れない場合など)。

スマートフォンのOSが古い

スマートフォンのOS(iOSやAndroid)が古いバージョンだと、カメラ機能やアプリの動作が不安定になることがあります。

iOS 11以降のiPhoneでは標準カメラでQRコード読み取り機能が搭載されていますが、それより前のOSでは標準カメラで読み取ることはできません。

Androidは機種によって異なりますが、標準カメラで読み取ることができる端末が多いです。Android 9以降の端末には標準搭載されているGoogleレンズでもQRコードが読み取れるようになっています。

Android端末でQRコードを読み取る方法

対処法:

スマートフォンのカメラ設定

まれに、カメラの設定(解像度など)が影響している場合があります。また、QRコード読み取り機能がオフになっている可能性もあります(特にAndroidの一部機種)。

例えばWindows11標準のカメラアプリでも通常のカメラモードとQRコード読み取りモードが存在します。

Windows 11パソコンカメラでQRコードを読み取る方法

対処法:

  • カメラアプリの設定を確認し、標準的な設定に戻してみる。
  • スマートフォンの設定メニューで、カメラアプリやQRコード読み取り機能に関する項目を確認する。

それでもQRコードが読み取れない場合は?

上記の対処法をすべて試してもQRコードが読み取れない場合は、以下の可能性も考えられます。

  • 元のQRコード画像を入手できる場合は画像からQRコードを検出することもできます
  • QRコード自体の完全な破損・不良: 提供元に問い合わせるのが確実です。
  • スマートフォンのカメラの物理的な故障: 他のものは撮影できるか確認し、もし異常があれば修理を検討する必要があります。
  • 特定のアプリとの相性問題: 特定のサービス(決済アプリなど)のQRコードだけ読み取れない場合は、そのアプリのサポートに問い合わせてみましょう。

【作成者向け】読み取れないQRコードを作らないための8つの注意点

ご自身で作成したQRコードが「読み取れない」と言われないために、作成時には以下の点に注意しましょう。読みやすいQRコードは、ユーザーの満足度に直結します。

十分な「余白(マージン)」を確保する

QRコードの周囲にある空白エリアは「マージン」と呼ばれる非常に重要な部分です。この余白が足りないと、周囲のデザインと一体化してしまい、正しく認識されません。最低でもQRコードの最小単位のドット4個分の余白を必ず確保してください。

QRコードに必要な余白の解説

余白あり、なしの例

小さすぎるサイズで印刷しない

物理的なサイズが小さすぎると、カメラのピントが合わず読み取れません。印刷して使う場合、最低でも1.5cm四方以上、推奨は2cm四方以上のサイズで作成しましょう。

QRコードを印刷する際の大きさは?読み取り推奨・最小サイズを解説

背景とQRコードの色に十分な差(コントラスト)をつける

「白地に黒」が最も推奨される組み合わせです。背景に色や柄があったり、QRコードの色が薄かったりすると、カメラが認識できません。特に、QRコードの色は背景色より十分に暗い色に設定してください。

QRコードの色を変える方法・背景との関係・読み取り性能を解説

QRコードのコントラスト良い例と悪い例

複雑なデザイン(ロゴ入れなど)は慎重に

QRコードの中央にロゴなどを配置すると、デザイン性は上がりますが、コードの情報の一部が失われるため、読み取り精度が低下するリスクがあります。もしデザインを入れる場合は、QRコードの誤り訂正レベルを高いもの(Hなど)に設定し、必ず複数の端末で読み取りテストを行ってください。

解像度の高い画像形式で書き出す

Webサイトや印刷物に使う際は、JPEG形式よりも、拡大しても画質が劣化しにくいPNG形式やSVG形式でQRコードを書き出すことを推奨します。

参考記事: QRコードの用途別のおすすめ拡張子を解説

QRコードの情報を詰め込みすぎない

QRコードは、情報量が多くなるほどドットが細かくなり、読み取りが難しくなります。長いURLなどをQRコードにしたい場合は、短縮URLサービスを利用するか、可変QRコードを活用し、コードの複雑さを抑えることをお勧めします。

参考記事: 可変QRコードとは?印刷後もリンク先・URLを変更できる仕組みや作り方を解説

必ず実機で読み取りテストを行う

作成が完了したら、PCの画面上だけでなく、実際に利用する媒体(紙に印刷する、スマホ画面に表示するなど)で、複数のスマートフォン(iPhone/Android)を使って読み取りテストを行いましょう。

まとめ:順にQRコードが読み取れない原因を探れば大丈夫!

QRコードが読み取れない原因は様々ですが、多くの場合、環境を整えたり、スマートフォンやQRコードの状態を確認したりすることで解決できます。

もしQRコードが読み取れずに困ったら、この記事で紹介した

  1. 環境(明るさ・距離・角度)を確認する
  2. QRコード自体(汚れ・破損・サイズ)を確認する
  3. スマートフォン(レンズ・ピント・アプリ・再起動)を確認する

というステップで、落ち着いて一つずつ試してみてください。

オンラインツールを利用すると読み取りができる場合があります。

無料QRコード読み取り | QR TOOL

この記事が、あなたのQRコードに関する問題を解決する一助となれば幸いです。

QRコード読み取りに成功したイメージ
QR WORLDロゴ

QR WORLD(QRワールド) 編集部

QRコード・バーコードの生成・読み取りシステムを開発してきた経験からお役立ち情報を発信しています。

QRコード作成

無料