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QRコードは、1994年に日本のデンソーウェーブによって開発された二次元コードです。現在「QRコード」と呼ばれるものはほとんど「モデル2」のQRコードを指します。「モデル1」は開発初期の規格でQRコードリーダーでも読み取れないものが多いです。
QRコードのモデル1とモデル2は、見た目が非常に似ていますが、以下のポイントで区別できます。
アライメントパターンとはQRコードの右下の小さな目の部分です。
QRコードの歪みを補正する役割がありますが、モデル1にはバージョンに依らず、アライメントパターンがありません。
よってアライメントパターンがあることが確認できた時点でそのQRコードはモデル2であることが確定します。
※モデル2であっても、最小バージョン1である場合はアライメントパターンはありませんのでご注意ください
モデル1の最大のセル数は73×73セルです。よってこれより大きい場合は「モデル2」のQRコードであることが確定します。
QRコードのモデル1は、初期に開発されたフォーマットで、現在ではほとんど使用されていません。格納できるデータ量が少なく、サイズの制約あり、読み取り精度も劣るため、より多くの情報を保存できるモデル2に取って代わられました。
現在、一般的なQRコード生成ツールではモデル2が主流ですが、一部の専門的なツールやソフトウェアを使用することでモデル1のQRコードを作成できます。
QRコードの規格に対応した開発ツールを利用することで、モデル1を作成できる可能性があります。
多くの現代的なQRコードリーダーはモデル2に最適化されており、モデル1のQRコードには対応していない場合があります。
特に、iPhoneの標準カメラアプリではモデル1のQRコードを認識できません。読み取るためにはモデル1に対応した専用のQRコードリーダーを使用する必要があります。
QRコードのモデル2は、現在一般的に使用されているフォーマットです。
データ容量が大きく、エラー訂正機能が強化されており、多くのデバイスでスムーズに読み取ることができます。
QRコードのモデル2は、ほとんどのオンラインQRコードジェネレーターや専用のソフトウェアで作成可能です。
例えば、以下のようなツールを使用すると簡単に作成できます。
QRコードのモデル1・モデル2以外にも、「QR」の名を冠したコードにはさまざまな種類が存在します。
マイクロQRコード(MicroQRCode)は、通常のQRコードよりも小型で、限られたスペースでも使用できる二次元コードの一種です。
rMQRコード(Rectangular Micro QR Code)は、通常のQRコードよりも横長の形状を持つ二次元コードです。
tQRは、デンソーウェーブと東京都交通局が新たに開発した次世代型QRコードです。
QRコードやマイクロQRコードより更に小さいコードから、より多くのデータを格納できる大型コードまで広範囲に対応した規格です。
このように「QR」と名前の付く規格は用途に合わせて様々開発が進んでいます。
QRコードの種類についてはこちらの記事でもご紹介しています。
モデル1・モデル2は両方iPhone(iOS)やAndroidスマホで読み取ることができるのでしょうか?実際にiPhone(iOS)やAndroid端末を使用して実験してみました。
早速結果ですが、iPhone(iOS)やAndroidスマホともにモデル2のQRコードの読み取りのみ対応していました。
※iPhoneでは標準カメラ、Androidでは標準カメラ・クイック設定・Googleレンズで実験しています。
現在世の中にあるQRコードはほぼモデル2のQRコードであるはずなのである意味当然の結果なのかもしれません。
QRコードには、モデル1とモデル2があり、現在はモデル2が主流となっています。
また、それ以外にも多様な種類のQRコードが存在し、用途に応じて適切に使い分けることが重要です。QRコードを理解し、最適な活用方法を選択することで、ビジネスや日常生活での利便性を高めることができます。
QR WORLD(QRワールド) 編集部