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QRコードのモデル1・モデル2とは?見分け方や特徴を解説

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QRコードには「モデル1」と「モデル2」という2つの種類があることをご存じですか? どちらも情報を格納するための二次元コードですが、モデル1は初期の仕様であり、現在主流のモデル2とは形状や性能が異なります。 本記事では、QRコードのモデル1とモデル2の違いや見分け方を解説し、それぞれの作成方法についても紹介します。 さらに、その他のQRコードの種類についても触れ、適切な用途で活用するためのポイントをお伝えします。

QRコードのモデル1・モデル2とは?

QRコードは、1994年に日本のデンソーウェーブによって開発された二次元コードです。現在「QRコード」と呼ばれるものはほとんど「モデル2」のQRコードを指します。「モデル1」は開発初期の規格でQRコードリーダーでも読み取れないものが多いです。

モデル1とモデル2の違い

  • モデル1:QRコードの初期バージョンで、サイズの制約があり、格納できるデータ量も少ないという特徴があります。
  • モデル2:モデル1を改良した現在の主流フォーマットで、データ容量が大幅に向上し、読み取り性能も向上しています。ほとんどのQRコードはこのモデル2の形式で作成されています。

主な特徴の比較表

項目
モデル1
モデル2
最大格納データ量
読み取り精度
低め
高い
位置検出パターン
3つ
3つ(改良あり)
アライメントパターン
無し
有り
主な用途
初期のQRコード(現在使われていません)
現在のQRコードの主流
最大バージョン(セル数)
14 (73×73セル)
40 (177×177セル)
格納できる文字数(数字のみの場合)
1,167桁
7,089桁
裏表反転
不可
可能
明暗反転
不可
可能
QRコードモデル1とモデル2の違い

QRコードのモデル1・モデル2の見分け方

QRコードのモデル1とモデル2は、見た目が非常に似ていますが、以下のポイントで区別できます。

【その1】アライメントパターン

アライメントパターンとはQRコードの右下の小さな目の部分です。

QRコードの歪みを補正する役割がありますが、モデル1にはバージョンに依らず、アライメントパターンがありません

よってアライメントパターンがあることが確認できた時点でそのQRコードはモデル2であることが確定します。

モデル1とモデル2の違い(アライメントパターン)

※モデル2であっても、最小バージョン1である場合はアライメントパターンはありませんのでご注意ください

【その2】セル数

モデル1の最大のセル数は73×73セルです。よってこれより大きい場合は「モデル2」のQRコードであることが確定します。

セル数によってQRコードのモデルは判別できる

QRコードのモデル1とは?

QRコードのモデル1は、初期に開発されたフォーマットで、現在ではほとんど使用されていません。格納できるデータ量が少なく、サイズの制約あり、読み取り精度も劣るため、より多くの情報を保存できるモデル2に取って代わられました。

QRコードのモデル1を作成する方法

現在、一般的なQRコード生成ツールではモデル2が主流ですが、一部の専門的なツールやソフトウェアを使用することでモデル1のQRコードを作成できます。

QRコードの規格に対応した開発ツールを利用することで、モデル1を作成できる可能性があります。

QRコードのモデル1は読めない?

iPhoneの標準カメラではモデル2のみに対応

多くの現代的なQRコードリーダーはモデル2に最適化されており、モデル1のQRコードには対応していない場合があります。

特に、iPhoneの標準カメラアプリではモデル1のQRコードを認識できません。読み取るためにはモデル1に対応した専用のQRコードリーダーを使用する必要があります。

QRコードのモデル2とは?

QRコードのモデル2は、現在一般的に使用されているフォーマットです。

データ容量が大きく、エラー訂正機能が強化されており、多くのデバイスでスムーズに読み取ることができます。

QRコードのモデル2を作成する方法

QRコードのモデル2は、ほとんどのオンラインQRコードジェネレーターや専用のソフトウェアで作成可能です。

例えば、以下のようなツールを使用すると簡単に作成できます。

QR TOOL(オンライン無料QRコード作成)

QRコードのモデル1・モデル2以外の種類は?

QRコードのモデル1・モデル2以外にも、「QR」の名を冠したコードにはさまざまな種類が存在します。

マイクロQRコード

マイクロQRコード(MicroQRCode)は、通常のQRコードよりも小型で、限られたスペースでも使用できる二次元コードの一種です。

マイクロQRコードの例
  • 小さなスペースに格納できるコンパクトなQRコード。
  • 小型製品やパッケージなどに適用される。

マイクロQRコードについてより詳しい解説

オンラインでマイクロQRコードを作成する

rMQRコード

rMQRコード(Rectangular Micro QR Code)は、通常のQRコードよりも横長の形状を持つ二次元コードです。

rMQRコードの例
  • 横長のQRコードで、省スペースで情報を格納できる。
  • 製造業や物流などで利用される。

rMQRコードについてより詳しい解説はこちらから

オンラインでrMQRコードを作成する

tQRコード

tQRは、デンソーウェーブと東京都交通局が新たに開発した次世代型QRコードです。

  • ホームドアの自動化に課題を抱えていた東京都交通局がデンソーウェーブに相談したことから生まれた技術です
  • 誤り訂正機能が強化されている

tQRコードについてより詳しい解説はこちらから

iQRコード

QRコードやマイクロQRコードより更に小さいコードから、より多くのデータを格納できる大型コードまで広範囲に対応した規格です。

  • 通常のQRコードよりもさらに多くのデータを格納できる。
  • 情報密度が高い(=狭い面積でより多くの情報を格納可能)

iQRコードについて

SQRC

  • 特定の機器のみで読み取れるセキュリティ強化版QRコード。
  • 企業の内部管理や会員限定サービスに利用される。

SQRCについて

フレームQR

  • デザインの中に画像やロゴを組み込めるQRコード。
  • マーケティングやプロモーション用途に最適。

フレームQRについて


このように「QR」と名前の付く規格は用途に合わせて様々開発が進んでいます。

QRコードの種類についてはこちらの記事でもご紹介しています。

iPhone(iOS)やAndroidスマホで読み取れるQRコードのモデルは?

モデル1・モデル2は両方iPhone(iOS)やAndroidスマホで読み取ることができるのでしょうか?実際にiPhone(iOS)やAndroid端末を使用して実験してみました。

早速結果ですが、iPhone(iOS)やAndroidスマホともにモデル2のQRコードの読み取りのみ対応していました。

※iPhoneでは標準カメラ、Androidでは標準カメラ・クイック設定・Googleレンズで実験しています。

現在世の中にあるQRコードはほぼモデル2のQRコードであるはずなのである意味当然の結果なのかもしれません。

OS/アプリ
モデル1
モデル2
iPhone/標準カメラ
×
Android/標準カメラ(Pixelカメラ)
×
Android/クイック設定
×
Android/Googleレンズ
×

まとめ: QRコードを正しく理解して活用しましょう!

QRコードには、モデル1とモデル2があり、現在はモデル2が主流となっています。

また、それ以外にも多様な種類のQRコードが存在し、用途に応じて適切に使い分けることが重要です。QRコードを理解し、最適な活用方法を選択することで、ビジネスや日常生活での利便性を高めることができます。

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QR WORLD(QRワールド) 編集部

QRコード・バーコードの生成・読み取りシステムを開発してきた経験からお役立ち情報を発信しています。

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