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ショートメッセージ(SMS)を起動するQRコードの作成方法を解説

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QRコードを活用して、簡単にショートメッセージ(SMS)を起動できる方法をご存じですか? イベントやカスタマーサポートの場面で、手間なく特定の番号にメッセージを送信できる仕組みはとても便利です。 本記事では、SMSリンクをQRコードに組み込み、スムーズに動作させる方法をわかりやすく解説します。 初心者の方でもすぐに活用できる手順やポイントを丁寧にご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

ショートメッセージ(SMS)を起動するQRコードの作成方法

ショートメッセージ(SMS)を起動するQRコードを作成するのにおすすめはQR TOOLです。

ショートメッセージ(SMS)を起動するQRコードを作成

ショートメッセージ(SMS)起動ページ例

SMS起動用QRコードの例

具体的な手順

以下に具体的な手順を示します:

  1. QR TOOLのウェブサイトにアクセス
  2. 必要な情報を入力(送信先電話番号・本文(670字以内)・ボタン表示)
  3. QRコードを必要に応じてアレンジ

これだけで、QRコードをスキャンするだけで特定のメールが作成されるようになります。

[QR TOOL入力画面]

QR TOOL画面例

[起動ボタンプレビュー]

起動ボタンプレビュー画面

[QRコードアレンジ画面]

QRコードアレンジ画面

ショートメッセージ(SMS)を起動するQRコードの用途

続いて、ショートメッセージ(SMS)を起動するQRコードの用途・メリットを解説します。

問い合わせや応募に

問い合わせや応募を受け付ける際に役立ちます。

ショートメッセージの宛名(電話番号)や本文の自動入力機能を利用しない場合、間違った番号へ送信されたり、必要な本文が含まれないことが起こりえます。

ショートメッセージ(SMS)を起動するQRコードには宛名の電話番号と本文も指定することができるのでそういったトラブルを事前に回避することができます。

メールを送信するQRコードも作成することができますが、ショートメッセージの場合、必ずSMSを送信できる電話番号を持っていないといけないので用途に応じて使い分けてください。

業務効率化(日報など)に

その他の用途としてはご自身の業務効率化に利用することも可能です。

例えば毎日決まった相手に決まった内容をショートメッセージ(SMS)で送信する場合(例えば日報)、デスクなど必要な場所にQRコードを貼り付け、必要な際にカメラで読み取るだけでSMSを起動することができます。

ショートメッセージ(SMS)を起動するQRコードのメリット

ショートメッセージ(SMS)を起動するQRコードの注意点

ショートメッセージ(SMS)を起動するQRコードを利用するには以下のような注意点があります。

  • ショートメッセージ(SMS)を送信する側は料金がかかる
  • 本文の文字数制限(670文字もしくは70文字)

一般的にショートメッセージ(SMS)を送信するのには料金がかかります。かかる料金は各携帯キャリアにお問い合わせください。

またショートメッセージ(SMS)の本文には文字数制限(全角最大670文字)があります。

古い端末の場合、70文字が上限の可能性があるので注意が必要です。

  • iPhoneの場合iPhone4s以前の機種の場合は、全角で70文字、半角英数字で160文字までです。
  • Androidは端末によりますが、Android OS 4.4以上であれば全角最大670文字に対応している可能性があります。
  • ガラケー(フィーチャーフォン)の場合は全角670文字の送信に対応していません。本文は全角なら最大70文字までとする必要があります。

QRコード自体でショートメッセージ(SMS)を起動することはできる?

QRコードだけでは本文文字数が不十分?

このページではQR TOOLのショートメッセージ(SMS)起動QRコードの作成方法をご紹介しました。

QR TOOLではWEBページを経由することにより本文が長い場合にでも対応するようにしています。

一方、QRコードで直接、ショートメッセージ(SMS)起動することはできるのでしょうか?

結論、電話番号と本文をQRコード化することは可能ですが、QRコードが巨大になりがちです。

ショートメッセージ(SMS)は最大670文字の本文を送信できますがこれはQRコードには不向きな大きなデータです。

QRコードは大きさ(バージョン)に応じてデータ容量が決まっています。

QRコードのバージョンとは?文字数一覧

QRコードが大きくなればなるほどQRコードを表示(印刷)すべき大きさも大きくなり、QRコードの読み取りが難しくなります。

QRコードを印刷する推奨サイズ・最小サイズ

よってQR TOOLのように一度オンラインを通じて起動する方法がより安心です。

[QR TOOLの仕組み解説]

QR TOOLの仕組み解説

WEBリンクでショートメッセージ(SMS)を起動する仕組み

一般の方に把握していただく必要はありませんが、WEB上のリンクでショートメッセージ(SMS)を起動する方法をご紹介します。

リンクにする文字列は以下のようなフォーマットになります。

sms:[ここに宛先の電話番号];?&body=[ここにエンコードされた本文]

これをクリックすると本文が長かったとしてもショートメッセージ(SMS)を起動することができます。


まとめ: QRコードでショートメッセージ(SMS)を作成して便利に

QRコードでSMSを起動する方法は、簡単な設定で大きな利便性を提供する仕組みです。

今回紹介した手順を参考に、ぜひ実際にQRコードを作成して試してみてください。

メールを起動する方が良いか、ショートメッセージ(SMS)の方が良いかは場合によるのでご自身で検討してみてください。

メールを起動するQRコードを作成する方法

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QR WORLD(QRワールド) 編集部

QRコード・バーコードの生成・読み取りシステムを開発してきた経験からお役立ち情報を発信しています。