目次
最も手軽な方法として、QR TOOLのような無料のオンラインツールを活用することが挙げられます。
このツールでは、メール起動用QRコードを簡単に作成できます。
以下に具体的な手順を示します:
これだけで、QRコードをスキャンするだけで特定のメールが作成されるようになります。
[入力画面]
[起動ボタンプレビュー]
[URL発行・QRコードデザインへを押すとQRコードの設定へ]
ここでは前述のQR TOOLを含め3つのオンラインツールをご紹介します。
以下で詳細を解説します。
まず一番におすすめするのは日本の法人が運営しているオンラインQRコードツールのQR TOOLです。
他のツールと比較した際の特徴は「宛先」「件名」「本文」を長文であっても指定可能である点です。
これは特にアンケートや、各種応募、問い合わせなどを受け付ける際に大きなメリットになります。
次におすすめするのがQRのススメです。こちらのサイトでも前述のQR TOOLと同様のメール送信用のQRコードを作成することができます。
各種丁寧な解説があるのが特徴で特に初心者の方にはおすすめできます。
記事執筆時点で400字ぐらいまでの文字制限があるので、本文に長文を含める必要がない方はこちらを候補にされるのも良いでしょう。
出典: QRのススメ
最後にご紹介するのがCMAN.jpのQRコード作成機能です。
前述の二つのツールと大きく異なるのがこのツールで作成できるのは静的なQRコードであるという点です。
参考記事: 動的(可変)QRコード・静的QRコードとは?
このツールでは宛先のメールアドレスのみ指定が可能です。
よって用途としてはアンケートや応募で返信用の本文を指定するのには向いていません。
別の特徴としてはメールアドレス入力の際にメールサーバーの存在を確認される点です。これにより入力間違いが少し減らすことができるのではないかと推測します。
出典: CMAN
ここでは3つのオンラインツールをご紹介しましたがそれぞれのツール表を比較表にまとめました。
用途に応じたツールを選択してください。
メール作成用のQRコードは、ユーザーのアクションを後押しし、コミュニケーションを円滑にするための様々なシーンで活躍します。具体的な活用場面を見ていきましょう。
Web上のフォームを利用したアンケートの作成方法はこちらの記事で解説していますのでよろしければご参考にどうぞ。
メール作成用QRコードの導入は、QRコードを読み取るユーザー(送信者)と、メールを受け取る設置者(受信者)の双方にメリットをもたらします。
メール起動用QRコードは前述の通りQR TOOLというオンラインツールをおすすめしました。
一方、QRコードにはあらゆる文字列を持たすことができるので、直接QRコードに件名や本文の情報を持たすことができないかと疑問に思われる方もいらっしゃるかと思います。
結論、持たせた文字列をどのように扱うかはQRコードリーダーとして使用する端末に依存するので実質難しいです。
Webページ上のリンクの形式であれば、宛名・件名・本文を指定してメールを起動することが可能です。
そのリンクに使用するのは以下のフォーマットになります。
mailto:[email protected]?subject=テスト件名&body=こちらはテストの内容です
これを実現しているのが前述のQR TOOLです。
[QR TOOLのメール起動リンク仕組み]
手軽で便利なメール作成用QRコードですが、効果的に活用するためにはいくつか注意点があります。
この記事では、QRコードをスキャンするだけで、宛先・件名・本文が設定されたメールを作成する方法とそのメリット、活用場面、注意点について解説しました。
メール作成用QRコードは、ユーザーにとっては入力の手間やミスを減らし、設置者にとっては情報管理の効率化やユーザーアクションの促進につながる、双方にとってメリットの大きいツールです。
特に、問い合わせ窓口の設置、アンケートの実施、簡単な注文受付、イベント申し込みなど、定型的なメールコミュニケーションが発生する場面で大きな効果を発揮します。
ご紹介したQRコード作成ツールを使えば、誰でも簡単にメール起動用QRコードを作成できます。
ぜひこの記事で紹介したポイントや注意点を参考に、あなたのビジネスや活動にQRコードを取り入れて、コミュニケーションの効率化と円滑化を実現してみてはいかがでしょうか。
QR WORLD(QRワールド) 編集部