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短縮URLとは、もともと長く複雑なURLを、より短くシンプルな形式に変換するサービスが提供するリンクのことです。
QRコードは、その特性上、内部に情報をエンコードする際の文字数に制限があります。以下の理由から、URLを短縮することが求められます。
QRコードには「バージョン」と呼ばれる規格があり、各バージョンごとに格納できるデータ量が決まっています。
QRコードは全40種類のバージョンがあり、最小のバージョン1(21×21セル)から1バージョンごとに片辺4セルずつ大きくなり、バージョン40では177×177セルになります。データが増えるほど必要なバージョン(=コードのサイズ)が上がるため、URLを短くすることは読み取りやすさに直結します(デンソーウェーブ公式)。
大きいバージョンのQRコードを利用すると、以下のような問題が発生します。
URLが何文字以上になる場合は短縮URLサービスを利用するのが良いでしょうか?
使用する誤り訂正レベル・読み取り環境によりますが、60~70文字を超えると、短縮URLサービスを検討すると良いでしょう。
例えば「https://qr.c-cloud.co.jp/articles/knowledge/qrcode-versions#outline-5」69文字を誤り訂正レベル「Q」で作成すると必要なバージョンは6になります。
バージョン6は41x41セルで構成されます。
「QRコードの1セル(黒または白のマス) = 0.4mm以上」として考えると
QRコードは小さくとも16.4mm四方の大きさで表示しなければいけません。
これがさらに大きくなるとQRコードを設置できる場所も限られてきますので短縮QRコードの利用を検討してください。
また、実際の運用環境やスキャンデバイスの性能にも左右されるため、できる限りシンプルなURLにしておくことが、ユーザー体験向上の鍵となります。
QRコード生成ツールの中には、初めから短いURLを生成するサービスも存在します。
こうしたサービスを利用する場合、別途短縮URLサービスを組み合わせる必要はありません。
以下は具体的な例です。
QR TOOLの以下の機能ではそれぞれに短めのURLが発行されるので、特に別途短縮QRを利用する必要はありません。
通常複数のURLを一つのQRコードにまとめることはできませんがこのツールではWEBページの技術を応用して複数のURLを一つのQRコードにすることを実現しています。SNSリンク版はこちら
発行されるURLの例: https://qr.c-cloud.co.jp/t/l/UuSAuK
通常ではQRコードを使ってメール送信をする場合、QRコードが大きくなりすぎないように件名や本文はできるだけ文字数を抑える必要がありますが、上記リンクのツールでは長文の本文を設定してもQRコードの大きさは変わりません。
発行されるURLの例: https://qr.c-cloud.co.jp/t/e/AjCzJm
手紙やテキストメッセージも長文になりがちですが、ツールを利用すれば短いURLが発行されます。
発行されるURLの例: https://qr.c-cloud.co.jp/t/m/ABC123
このようなサービスを利用する場合、短縮URLに頼らずとも、QRコードのデザインと読み取り精度を十分に確保できます。
QR TOOLの上位サービスのQR TOOL PROで発行されるURLもすべて短縮になっているのでリダイレクト先のURLが長い場合でも気にする必要はありません。

従来利用されていたGoogleの短縮URL「goo.gl」は2019年に新規発行を終了し、2025年8月25日に長期間アクセスのなかったリンクの転送を停止しました(Google公式発表)。この“サービス終了”の流れが、代替サービス選びが必要になった背景です。ここでは、特におすすめの3つのサービスを紹介します。
世界中で広く利用されている短縮URLサービス。
ただし2026年時点でBitlyの無料プランは月5本の短縮リンク(+QRコード2件)までに制限されています。継続的に多数のリンクを発行するなら有料のCoreプラン(月$10相当・年払い/月100リンク)以上が必要です(Bitly料金ページ)。

出典: Bitly
日本国内向けに最適化された短縮URLサービス。
00minは日本の株式会社プライミンズが運営する短縮URLサービスです。登録なしでも作成でき、QRコードの自動生成やクリック解析にも対応します。

出典: 00min
登録不要・完全無料(商用利用可)で手軽ですが、公式サイトに運営者情報の記載がなく、恒久的な業務利用では提供元の継続性に留意しておくと安心です。

出典: X.gd
このように、利用シーンに応じて最適な短縮URLサービスを選ぶことで、QRコードのパフォーマンス向上とユーザー体験の向上を図ることができます。
短縮URLは非常に便利な一方で、特に短縮URLを実際利用する方にとってはいくつかのセキュリティ上のリスクも内包しています。以下に主要なリスクとその対策を解説します。
短縮URLは元のURLが隠蔽されるため、悪意のある攻撃者が本来のリンク先を隠して、ユーザーをフィッシングサイトへ誘導する危険性があります。
悪意のある第三者が短縮URLを利用して、マルウェアやウイルスが仕込まれたサイトへ誘導する可能性もあります。
短縮URLサービスの中には、一定期間利用されないとリンクが無効になってしまう場合があります。これにより、QRコードが読み取れなくなるリスクがあります。
QRコードは、情報伝達の迅速化やブランディングにおいて大変有効なツールです。
しかし、埋め込むURLが長いとQRコード自体の読み取りに影響が出るため、短縮URLの利用は非常に有効な手段と言えます。
長すぎるURLには短縮URLの利用を検討してみてください。
短縮URL不要のおすすめツール
QR WORLD(QRワールド) 編集部