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QRコードは、さまざまな場面で利用されている便利な情報共有ツールです。
単純なQRコードを利用する際には、後述する理由から基本的には一つのQRコードには一つのURLを含めるのがおすすめです。
しかし、利用するツールによっては複数のURLを一つのQRコードにまとめる方法があるのをご存知ですか?
本記事では、その具体的な方法と役立つ場面、そして活用のメリットについて詳しく解説します。
複数のURLを一つのQRコードにまとめる際に便利なツールが「QR TOOL」です。
QR TOOLは日本の企業が運営しているオンラインツールで無料・登録不要で商用利用も可能です。
以下の手順で簡単に作成できます。
※1タイトルはリンクのボタンに使用されます
以上の手順で簡単に複数URLをまとめたQRコードを作成することができます。
生成されたQRコードはダウンロードし、チラシや名刺などに活用してください。
[QR TOOL操作画面]
広告やプロモーション用のチラシでは、限られたスペースで多くの情報を伝える必要があります。
一つのQRコードにまとめることで、URLをすっきりと共有でき、デザインの自由度も高まります。
名刺の限られたスペースに複数のURLを掲載するのは難しいですが、一つのQRコードにまとめれば解決です。
たとえば、会社のホームページや製品ページ、LinkedInプロフィールなどを一つのQRコードで共有できます。
複数のURLを文字列として載せると、見た目が煩雑になり、情報が伝わりにくくなります。
QRコードにまとめることで、視覚的にすっきりとしたデザインを維持できます。
利用者が一つずつURLを入力したり複数のQRコードを読み取ったりする手間を省けます。
一つのQRコードをスキャンするだけで、必要なすべての情報にアクセスできます。
技術的には、QRコードにはあらゆる文字列を格納することが可能です。
では外部ツールを使用せず複数のURLを一つのQRコードに格納することはできるのでしょうか?
結論、複数のURLを格納できるが読み取り側で共通の規格がないため実用的ではありません。
例えば以下のような二つのURLがあったとします。
これを合わせて「https://c-cloud.co.jp+https://qr.c-cloud.co.jp」としてQRコードを作成することは可能です。
しかし読み取り側で正しくこれを二つのURLに再分割するための、端末やアプリを超える規格が存在しないのです。
そのため、複数URLをまとめる際には、前述のQR TOOLなどのツールを利用する方法が推奨されます。これにより、簡単で確実に複数のURLを共有できます。
では前述のQR TOOLではどのように複数のURLを 一つのQRコードにまとめているのでしょうか。
また以下のような二つのURLがあったとします。
これとは別にQR TOOL上でリンク集のような役割を果たす仮称CのURLを発行します。
このURLをQRコード化することにより、利用者は簡単に複数URLへアクセスすることができるようになります。
[QR TOOLの仕組み図]
複数のURLを一つのQRコードにまとめる方法は、限られたスペースを有効活用し、情報を効果的に共有する手段として非常に便利です。
QR TOOLを活用すれば、簡単に実現でき、見た目の改善や利用者の利便性向上といったメリットも得られます。
ぜひ、チラシや名刺、その他の場面でこの方法を試してみてください!
QR WORLD(QRワールド) 編集部