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近年、若者を中心に世界中で爆発的な人気を誇るショート動画プラットフォーム「TikTok」。TikTokはそのユニークな動画コンテンツだけでなく、ユーザー同士の交流を促進する機能を提供しています。その中の一つが「TikCode(ティックコード)」です。
TikCodeは、TikTokアカウントを簡単に共有できる専用のQRコードです。複雑なユーザー名を入力する必要がなく、スマートフォンのカメラでスキャンするだけで、アカウントページに直接アクセスできます。
この機能は、友達との共有はもちろん、イベントやビジネスシーンでのプロモーション活動にも活用可能です。
本記事では、TikTokのQRコードの作成方法や使い方、活用事例を詳しく解説していきます。これを機に、TikCodeを最大限に活用し、TikTokでの体験をさらに充実させましょう!
TikTokでQRコード(TikCode)を作成する方法は非常に簡単です。手順は以下の通りです。
後述しますが公式のQRコードはiPhone標準カメラでの読み取りができませんでした。外部ツールの利用をご検討ください。
TikTokのQRコードを出した画面で画面をタップすると背景のグラデーションの色が自動で切り替わります。
ブランドカラーやイメージカラーに合わせて変更してみてください。
結論、残念ながらPC版のTikTokのサービス内でQRコードを作成する機能は見当たりませんでした。
しかし外部サービスを利用することでQRコードは作成することはできます。
QRコード化する内容は以下の通りです。
https://www.tiktok.com/@[ご自身で設定したユーザー名]
※ユーザー名はアプリ > 「プロフィール」>アイコン下部に表示されています。
ではTikTokのQRコード(TikCode)はどのような共有方法があるでしょうか。いくつかご紹介します。
TikCodeを印刷して物理的なプロモーションにも活用できます。
例えば、名刺に印刷すれば、会った人がスキャンするだけであなたのTikTokアカウントをすぐにフォローできます。
イベントや展示会での配布物としても効果的です。
例えばInstagramやYoutubeなど他のSNSでの共有にも効果的です。それぞれ他の媒体でのフォロワーをTiktokへ誘導するのに利用できます。
TiktokのQRコードの読み取りはQRコードの出し方と同じ画面から可能です。
QRコードの読み取りに成功するとQRコードを出したアカウントのプロフィールが表示されます。
試しにスマホの標準カメラでコードをスキャンしたところQRコードを認識しませんでした。
またQRコード読み取りツールで画像を解析しても結果は変わらずQRコードを検出することはできませんでした。
原因を推測するとTikTokのアプリ側でQRコード作成時にデザイン性を重視するあまりに可読性が下がってしまっているのかと推測します。
画像のQRコードをみていただければTikTokのテーマカラーを複数使用していたりデザイン性を重視していることがわかります。これがQRコードが本来持っている誤り訂正機能を超えてしまっているのかもしれません。
誤り訂正機能について深掘りした記事はこちらをご参照ください。
よってTikTokのQRコードはアプリ内で読み取ることをおすすめします。
TikCodeがうまく読み取れない場合の原因とその解決方法をいくつか紹介します。
カメラレンズを清掃し、明るい場所でQRコードをスキャンしてください。ピントが合わない場合はカメラを近づけたり遠ざけたりして調整します。
高画質でQRコードを保存し直すか、印刷する際には解像度を上げてください。また、印刷した場合は折り目や汚れに注意しましょう。
一部のデバイスではQRコード読み取り機能がデフォルトで無効化されている場合があります。TikTokアプリから読み取りを行うようにしてください。
スマホのQRコードを直接映している場合画面の光沢が原因の場合があります。反射を抑えるなど工夫すれば読み取れる可能性があります。またコードの背景とコード部分のコントラストがない場合は読み取りづらい可能性もあります。
TikCodeは個人の利用に限らず、ビジネスやプロモーション活動にも幅広く活用することができます。以下に具体的な応用例を挙げます。
ここまでの記事では公式アプリでのQRコードの読み取り方法を解説してきました。しかし以下の理由で外部のQRコード作成ツールの利用すべきです。
特に2点目が潜在的な友達追加の機会を奪うことになりかねないので注意が必要です。
ではこれを解決するツールをご紹介します。
QR TOOLはオンライン上で無料・登録不要で利用できるQRコードの作成読み取りツールでTikTok専用のQRコード作成ページがあります。
以下の手順でTikTokの友達追加QRコードを作成することができます。
以上の手順で簡単にTikTokのQRコードをカスタマイズすることができました。
この方法であれば標準カメラでのスキャンにも対応できます。
[QR TOOLでのQRコード作成画面]
[実際のQRコード]
本記事では、TikTokのQRコードであるTikCodeの作成方法、出し方、読み取り方を中心に、活用事例や注意点を解説しました。
TikTokほどの大きなサービスですが、QRコードが標準カメラで読み取れないことは少し驚きました。
特にオフラインで印刷に公式のQRコードを利用しようとしていて潜在的な友達を取りこぼしたくない方には重大なポイントなのでご注意ください。
TikCodeを活用すれば、個人の楽しみ方はもちろん、ビジネスの可能性も広がります。
ぜひこの記事を参考に、TikCodeを日常やプロモーションに取り入れてみてください!
QR WORLD(QRワールド) 編集部