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LINEのQRコードとは、スマートフォンのカメラやLINEアプリのQRコードリーダーを使って、簡単に友だち追加やアカウントへのアクセスができる機能です。
名刺にこのQRコードを掲載することで、連絡先の入力の手間を省き、スムーズなコミュニケーションが可能になります。
LINEのQRコードには以下の二つが存在します。
いずれもビジネスの名刺に載せることができますので両方について以降両方について解説します。
LINE公式アカウントのQRコードを出す手順は以下の通りです。
ここまではLINE公式のQRコードの取得方法をご紹介しましたが、利用できるデザインが限られています。
名刺のデザインなどの都合によりQRコードをカスタマイズしたい場合の方法をご紹介します。
手順1: 公式で生成されたQRコードの中身のURLを読み取る
保存したQRコード画像から中身を読み取ります。その際は下記のサイトがおすすめです。
画像や写真からQRコードを検出・中身を確認する | QR TOOL
取得した文字列(URL)からQRコードを作成します。その際には無料で利用できる下記のツールがおすすめです。
LINEのロゴを変更したり、誤り訂正レベルを変えたりすることも可能です。
できたQRコードはsvg/png/jpeg/webpから選択して出力できますので、必要に応じてチラシやウェブ上に掲載可能です。
続いて名刺自体を作る方法をいくつかご紹介します。
個人で名刺を制作する場合には以下のような方法がおすすめです。
会社や組織で名刺のデザインに指定や制限がある場合はその名刺制作会社へ依頼する必要があります。
QRコード部分は自社で取得する必要がありますがその際のデータ形式としてはSVGがおすすめです。SVGは引き伸ばしてもぼやけることのないデータ形式です。
QRコードはSVGで作成すべき?用途別のおすすめ拡張子を解説
すでに名刺は印刷してある場合にはQRコードをシールで名刺に貼り付ける方法があります。
LINE公式アカウントのQRコードを名刺に入れると以下のようなメリットがあります。
名刺が単なる連絡先交換ツールではなく、オンライン上で情報を発信するプラットフォームとして機能。
店舗運営者なら、LINE公式アカウントを活用し、ポイントカード機能と連携させることでリピーター獲得。
イベントの情報をLINEで発信し、来場者へ最新情報を提供可能。
QRコードを通じてアンケートを実施し、顧客のフィードバックを収集。
LINEのQRコード付きの名刺を制作する場合以下のような点にご注意ください。
一度印刷したQRコードは変更することはできません。特に個人用のLINE用QRコードはワンタップで更新できてしまうので注意が必要です。
もし更新してしまった場合は印刷済みの名刺のQRコードを読み取っても友達登録することができません。
LINE公式アカウントでは、メッセージ受信設定を確認し、コミュニケーションが取れる状態にしておいてください。
「メッセージ受信拒否」をオフにすると友達追加した方からのメッセージを受け取ることができるようになります。
小さすぎると読み取れないため、適切なサイズ(1.5cm以上を目安)で配置。
公式版のQRコードを使用する場合は特に気を付ける必要はありませんが、QRコード自体をカスタマイズする場合は注意が必要です。
背景色とQRコードの色のコントラストが低すぎると、スキャンできないことがあります。
QRコードには、周囲に十分な余白(クワイエットゾーン)が必要です。
この余白がないと、スキャナーがQRコードの境界を認識できず、読み取りエラーが発生します。
推奨される余白は、コード全体の4セル分以上です。
例えば、QRコード本体が20mm四方の場合、余白を含めたサイズは28mm四方以上が望ましいです。
QRコード内にアイコンを埋め込む場合、過度に大きいと読み取れなくなるため、バランスに注意が必要です。
アイコンの埋め込みは誤り訂正機能によって実現されますが、最大でも20%程度とするのがおすすめです。
光沢紙はQRコードの反射により、スキャンしづらいことがあるため、選択できる場合はマット紙がおすすめです。
名刺に載せたLINEのQRコードを有効に活用するためには読み取ってもらうための工夫が必要です。
いくつか友達登録を促す方法をご紹介しまう。
LINEのQRコードを名刺に載せることで、スムーズな連絡先交換やマーケティング活用が可能になります。
適切なデザインと配置、注意点を押さえ、ビジネスの可能性を広げましょう!
QR WORLD(QRワールド) 編集部