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LINEのQRコードを名刺に載せる手順・注意点を解説

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名刺にLINEのQRコードを載せることでビジネスでのつながりをスムーズに広げることができます。 ID検索を入力する手間を省き、スマホで簡単に友だち追加やお問い合わせができるのが大きなメリットです。 本記事では、LINEのQRコードの取得方法から、名刺への効果的な活用法、注意点、印刷におすすめのサービスまで詳しく解説します。 これを読めば、あなたの名刺がLINEで「つながる名刺」として最大限に活用できるようになります!

名刺に載せるLINEのQRコードとは?

LINEのQRコードとは、スマートフォンのカメラやLINEアプリのQRコードリーダーを使って、簡単に友だち追加やアカウントへのアクセスができる機能です。

名刺にこのQRコードを掲載することで、連絡先の入力の手間を省き、スムーズなコミュニケーションが可能になります。

LINE公式アカウントのQRコードの例

LINEのQRコードには以下の二つが存在します。

  • LINE公式アカウント(旧LINE@)
  • 個人LINEアカウント

いずれもビジネスの名刺に載せることができますので両方について以降両方について解説します。

LINEのQRコード取得方法

個人LINEの場合

  1. LINEアプリを開く
  2. ホーム画面の友達追加アイコンをタップ
  3. 「QRコード」> 「マイQRコード」をタップ
  4. 表示されたQRコードを保存する
QRコードを表示する方法(個人LINEの場合)

LINE公式アカウント(アプリ)の場合

LINE公式アカウントのQRコードを出す手順は以下の通りです。

  • LINE公式アカウントアプリを開く
  • 友達を増やすをタップ
  • 友達追加QRコードをタップ
LINE公式アカウントアプリでQRコードを保存する手順

LINE公式アカウント(ブラウザ版)の場合

  • LINE Official Account Managerにログイン
  • 友達を増やす > 友達追加ガイド > 友達追加QRコードを作成
  • QRコードを緑とモノトーンから選択し、画像をダウンロードする
LINE公式アカウントブラウザ版でのQRコード取得方法

カスタマイズしたQRコードにする場合

ここまではLINE公式のQRコードの取得方法をご紹介しましたが、利用できるデザインが限られています。

名刺のデザインなどの都合によりQRコードをカスタマイズしたい場合の方法をご紹介します。

手順1: 公式で生成されたQRコードの中身のURLを読み取る 

保存したQRコード画像から中身を読み取ります。その際は下記のサイトがおすすめです。

画像や写真からQRコードを検出・中身を確認する | QR TOOL

手順2: そのURLを元にQRコードを作り直す

取得した文字列(URL)からQRコードを作成します。その際には無料で利用できる下記のツールがおすすめです。

オリジナルロゴや画像でLINEの友達追加QRコードを作成

LINEのロゴを変更したり、誤り訂正レベルを変えたりすることも可能です。

できたQRコードはsvg/png/jpeg/webpから選択して出力できますので、必要に応じてチラシやウェブ上に掲載可能です。

LINE用QRコード作成画面

LINEのQRコードを入れた名刺を作る方法

続いて名刺自体を作る方法をいくつかご紹介します。

自分でQRコード入りの名刺を作る(Canva・PPT)

個人で名刺を制作する場合には以下のような方法がおすすめです。

  • CanvaやPowerPointを使って名刺デザインを作成
  • QRコードを挿入し、適切な位置に配置
  • デザイン完成後、印刷用データ(PDF形式)で保存し、印刷

QRコードを名刺制作会社に送ってデザインしてもらう

会社や組織で名刺のデザインに指定や制限がある場合はその名刺制作会社へ依頼する必要があります。

QRコード部分は自社で取得する必要がありますがその際のデータ形式としてはSVGがおすすめです。SVGは引き伸ばしてもぼやけることのないデータ形式です。

QRコードはSVGで作成すべき?用途別のおすすめ拡張子を解説

既存の名刺にQRコードのシールを貼る

すでに名刺は印刷してある場合にはQRコードをシールで名刺に貼り付ける方法があります。

出典: Amazon
出典: ラクスル


LINEのQRコードを名刺に入れるメリットは?

LINE公式アカウントのQRコードを名刺に入れると以下のようなメリットがあります。

LINE公式アカウントは自分だけのメディアになる

名刺が単なる連絡先交換ツールではなく、オンライン上で情報を発信するプラットフォームとして機能。

ポイントカード

店舗運営者なら、LINE公式アカウントを活用し、ポイントカード機能と連携させることでリピーター獲得。

イベントの案内

イベントの情報をLINEで発信し、来場者へ最新情報を提供可能。

アンケート

QRコードを通じてアンケートを実施し、顧客のフィードバックを収集。

LINEのQRコードを名刺に入れる際の注意点

LINEのQRコード付きの名刺を制作する場合以下のような点にご注意ください。

QRコードを更新しない

一度印刷したQRコードは変更することはできません。特に個人用のLINE用QRコードはワンタップで更新できてしまうので注意が必要です。

もし更新してしまった場合は印刷済みの名刺のQRコードを読み取っても友達登録することができません。

設定からメッセージ受信拒否をオフにする

LINE公式アカウントでは、メッセージ受信設定を確認し、コミュニケーションが取れる状態にしておいてください。

「メッセージ受信拒否」をオフにすると友達追加した方からのメッセージを受け取ることができるようになります。

QRコードの読み取りに必要なサイズ

小さすぎると読み取れないため、適切なサイズ(1.5cm以上を目安)で配置。

QRコードの推奨サイズと最小サイズの考え方について

QRコードの色(コントラスト)に注意

公式版のQRコードを使用する場合は特に気を付ける必要はありませんが、QRコード自体をカスタマイズする場合は注意が必要です。

背景色とQRコードの色のコントラストが低すぎると、スキャンできないことがあります。

QRコードの背景とコード部分の色について

QRコードには余白が必要

QRコードには、周囲に十分な余白(クワイエットゾーン)が必要です。

この余白がないと、スキャナーがQRコードの境界を認識できず、読み取りエラーが発生します。

推奨される余白は、コード全体の4セル分以上です。

例えば、QRコード本体が20mm四方の場合、余白を含めたサイズは28mm四方以上が望ましいです。

QRコードに必要な余白についての解説

QRコードの余白部分

中央部分のアイコンを大きくしすぎない

QRコード内にアイコンを埋め込む場合、過度に大きいと読み取れなくなるため、バランスに注意が必要です。

アイコンの埋め込みは誤り訂正機能によって実現されますが、最大でも20%程度とするのがおすすめです。

QRコードの中央部分にアイコンを入れる際の注意点

名刺の素材に光沢のある紙はできるだけ避ける

光沢紙はQRコードの反射により、スキャンしづらいことがあるため、選択できる場合はマット紙がおすすめです。

LINEのQRコード入り名刺を印刷するのにおすすめのサービス

名刺の原稿ができたら印刷は下記のようなサービスがおすすめです。

安心感で選ぶなら「パプリ

  • アスクルが運営しているサービス
  • 小ロット対応可能
  • オンラインで簡単にデザイン編集可能
  • 高品質な印刷でビジネス利用に最適
パプリスクリーンショット

出典: パプリ

コストパフォーマンスなら「ラクスル

  • コストパフォーマンスが良く、大量印刷向けの大手サービス
  • 豊富なデザインテンプレートを用意
  • 名刺以外の販促物もまとめて注文可能
  • 短納期対応のプランあり
ラクスルスクリーンショット

出典: ラクスル

自分で印刷するなら「ラベル屋さん

  • 既存名刺にQRコードを追加したい場合に便利
  • 自宅のプリンターでも簡単に印刷可能
  • 店舗やイベント用のQRコードラベル作成に最適
ラベル屋さんスクリーンショット

出典: ラベル屋さん

名刺上のLINEのQRコードを読み取ってもらうポイントや工夫

名刺に載せたLINEのQRコードを有効に活用するためには読み取ってもらうための工夫が必要です。

いくつか友達登録を促す方法をご紹介しまう。

特典付与

  • QRコードを読み取ることで、クーポンや特典を提供し、登録促進。
  • 例:「QRコードを読み取っていただいた方に10%オフクーポンプレゼント!」

登録を勧めその場で読み取ってもらう

  • 名刺交換時に「こちらから友だち追加できます」と促すことで、登録率を向上。
  • 例:「名刺のQRコードをスキャンすると、特典情報をいち早くお届けします!」
  • 可能なら、相手にスマートフォンを出してもらい、その場で登録をサポート。

目立つデザインにする

  • QRコード周囲に「友だち追加はこちら!」などの吹き出しやアイコンを配置。
  • 名刺の裏面をQRコード専用の案内スペースにするのも効果的。

イベントやセミナーで活用

  • 名刺だけでなく、ポップやチラシに同じQRコードを載せて認知度を向上。
  • セミナー参加者に「このQRコードをスキャンすると、資料をダウンロードできます!」と案内。

まとめ: LINEのQRコードを名刺で最大限に活用しましょう!

LINEのQRコードを名刺に載せることで、スムーズな連絡先交換やマーケティング活用が可能になります。

適切なデザインと配置、注意点を押さえ、ビジネスの可能性を広げましょう!

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QR WORLD(QRワールド) 編集部

QRコード・バーコードの生成・読み取りシステムを開発してきた経験からお役立ち情報を発信しています。

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