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PC画面上に表示されたQRコードを読み取るシーンは、オンライン会議の参加リンクの取得や、Webサービスの認証コード確認、アプリ連携など多岐にわたります。
QRコードをPC画面に表示することは増えていますが、スマホやPCカメラ、外付けスキャナーを使わずPC上だけで完結させたい場合も多いでしょう。
PCカメラを使用したQRコードの読み取り方法はこちらをご参照ください。
この記事では、PC画面上にあるQRコードを素早く読み取るための3つの方法を紹介します。
用途に合わせて最適な方法を選んでみてください。
またPDFに含まれているQRコードを読み取る方法を知りたい方は別記事で解説していますので、以下の記事をご参照ください。
専用のソフトウェアをインストールせずにPC画面のQRコードを読み取るには、オンラインでQRコードを解析してくれるWebサービスを利用する方法が便利です。
手軽で一時的な利用に最適な方法です。
まず、PC画面上のQRコードが表示されている部分をスクリーンショットとして保存する方法をご紹介します。
Windowsの場合は「Windowsキー + Shift + S」、Macの場合は「Command + Shift + 4」で指定範囲のスクリーンショットを取得できます。
スクリーンショットが取れない場合は画像として保存する方法があります。
スマホの場合はQRコード画像部分を長押しして保存してください。
PCを右クリックして「名前をつけて画像を保存」を選択してください。
※サイトやQRコードが表示されている形式によっては保存できない可能性があります
Web上にはQRコードを解析するための無料サービスがいくつかあります。
ここでおすすめするのはオンラインQR コード読み取りツールのQR TOOLです
日本の企業が運営している無料・登録不要で利用できるサービスです。
ブラウザ上で解析するため情報が漏れるような心配がなく安心して利用可能です。
上記URLへアクセスし画像を選択するとQRコードに含まれるデータが表示されます。
画像選択もしくはドラッグ&ドロップで指定可能です。
※QRコードを読み取った画面
【メリット】インストール不要で一時的な利用に最適。すぐに利用できるため手軽です。
【デメリット】QRコード読み取りサービスにアクセスするため、インターネット接続が必要です
ChromeやFirefoxのようなWebブラウザには、QRコードを読み取るためのプラグインが提供されており、ブラウザに直接QRコード読み取り機能を追加できます。日常的に利用するユーザーに便利な方法です。
ChromeウェブストアやFirefoxのアドオンページから、QRコードスキャンに対応したプラグインを検索し、「拡張機能を追加」ボタンからインストールします。
代表的なプラグインには以下のようなものがあります。
Chrome「QR コード 読み取り PC - QR Code Scanner From Image」
Firefox「QRコード」などがあります。
Chromeの「QR コード 読み取り PC - QR Code Scanner From Image」の場合プラグインを開きドラッグ&ドロップするだけでQRコードを読み取ることができます。
【メリット】常にブラウザ上でQRコードを簡単に読み取れるため、頻繁に利用する場合に最適です
【デメリット】プラグインがブラウザに常駐するため、セキュリティやブラウザの動作に影響を与える可能性があります。
※掲載しているプラグインも必要に応じてご自身の責任でインストールしてください。
Windows PC上でソフトウェアをインストールして使用したい場合には「バーコードマネージャー」と呼ばれる専用のソフトを使用する方法があります。
バーコードマネージャーでは、オフラインでもQRコードをスキャンできます。
「バーコードマネージャー」をインストールします。
スキャンしたいQRコードをあらかじめ開いておいてください。
以上でQRコードおよびバーコードの読み取りが可能です。
【メリット】オフラインでの利用が可能
【デメリット】 ソフトウェアのインストールが必要で、あまり頻繁に使わない場合は手間になる・セキュリティ上インストールが不安
PC画面上に表示されたQRコードを簡単に読み取るための方法として、今回は3つの選択肢をご紹介しました。
シンプルにソフトやアプリのインストール不要のオンラインで済ませたい場合はWebサービス、日常的にブラウザで読み取るならプラグイン、オフラインでも利用したい場合はバーコードマネージャーが最適です。
利用シーンに応じて、最も便利な方法を選んで活用してみてください。
QR WORLD(QRワールド) 編集部