FacebookのQRコードの出し方・作成方法・読み取り方法

Facebookとは？

Facebookは、世界中で広く利用されているSNS（ソーシャルネットワーキングサービス）で、個人のつながりやビジネスのプロモーション、イベントの告知に適しています。

テキスト投稿や写真、動画の共有に加えて、イベントページやグループ機能を活用することで、さまざまな形での情報発信が可能です。

出典: Meta

QRコードのメリット

そんなFacebookを活用する中で、リンクの共有にQRコードを使うことでさらなる便利さが生まれます。

QRコードを利用すると、長いURLを手動で入力する必要がなく、スマートフォンのカメラで瞬時にアクセスが可能になります。

特に以下のような場面で役立ちます：

• 店舗のプロモーション：FacebookページをQRコードで印刷物に掲載し、来店客に簡単にアクセスを提供。
• イベント告知：イベント情報をQRコードにし、招待やチラシに掲載。
• 個人プロフィールの共有：自分のFacebookページをQRコード化して、ネットワークの構築を円滑に。

QRコードの活用で、Facebookの可能性がさらに広がります。

次以降のセクションでは、具体的にリンクURLを取得する方法を解説します。

iOS/アンドロイドアプリの場合

以下の手順で個人アカウントの友達登録・企業アカウントのプロフィールを表示するQRコードを出すことができます。

1. ホーム画面右上の虫眼鏡アイコンをタップする
2. 「qrcode」と検索するとQRコード機能が表示されるのでタップ
3. 読み取りたい場合は「スキャナー」、読み取ってもらいたい場合には「QRコード」タブを選択

[1. 虫眼鏡アイコン位置]

[2. QRコード機能をタップ]

[3. スキャナーかQRコードを選択]

以上の手順で簡単にQRコードを出すことができます。

PC（ブラウザ版の場合）

残念ながら、記事執筆時点ではPC（ブラウザ版）ではQRコードの作成・スキャン機能はありませんでした。

公式ページではQRコードを作成・スキャンすることはできませんでしたが、アプリがなくとも、FacebookでQRコードを活用することはできるので以降のセクションでQRコードの作成方法を確認してみてください。

Facebookの読み取り方は簡単です。

iOS/アンドロイドアプリの場合

1. ホーム画面右上の虫眼鏡アイコンをタップする
2. 「qrcode」と検索するとQRコード機能が表示されるのでタップ
3. 「スキャナー」タブを選択し起動したカメラにQRコードを写す

以上の手順で簡単に特定の個人プロフィールやFacebookページへアクセスすることができます。

アプリがない・ブラウザ版を使用している場合

現在公式アプリではQRコード機能が搭載されていますがアプリがない場合でも問題ありません。

スマートフォンで読み取る

アプリがインストールされていないスマートフォンの場合、標準のカメラでQRコードを読み取ってみてください。

現在流通しているスマートフォンではQRコードを認識できる可能性が高いです。

表示されたURLをタップするとブラウザで該当のページへアクセスすることができます。

PCで読み取る

PC版でQRコードを読み取るには以下のようなサービスを利用してください。

PCについているカメラでQRコードを読み取り | QR TOOL

PCにカメラがついていない場合にはQRコードが含まれる画像からでも内容を読み取ることができます。

画像からQRコード読み取り| QR TOOL

その他OSがWindowsの場合標準カメラでQRコードが読み取れる可能性があります。詳細は以下の記事をご参照ください。

パソコンのカメラでQRコードを読み取る方法【Windows11/10/Mac】

ここでは公式QRコードを出せない方、もしくはイベントページのQRコードを作成したい方に向けQRコードの作成方法を解説します

【STEP1】QRコード化したいリンクを取得する

FacebookのQRコードを作成するには、まずリンクURLを取得する必要があります。ここでは、個人ページ、企業ページ、イベントページそれぞれの方法を説明します。

1. 個人ページのリンク取得方法

個人プロフィールをQRコード化したい場合、以下の手順を実行してください：

1. Facebookアプリを開くまたはウェブブラウザでログインする。
2. 自分のプロフィールページを表示する。
3. URLをコピーする

• アプリの場合：以下の画像の「…」メニューから「プロフィールリンクをコピー」を選択。
• PCの場合：ブラウザのアドレスバーからURLをコピー。

[プロフィール]

[リンクをコピー]

2. 企業ページのリンク取得方法

企業ページやブランドページをQRコード化する場合でも個人プロフィールとほぼ同じです。

1. 自分の管理する企業ページにアクセス。
2. ページのトップにあるURLをコピーする。
3. アプリの場合：「…」メニューを開き、「リンクをコピー」を選択。
4. PCの場合：ブラウザのアドレスバーからコピー。

3. イベントページのリンク取得方法

イベント情報を共有するためのQRコードを作成するには：

1. 作成済みのイベントページを表示する。
2. アプリの場合：「管理する」>「イベントリンクをコピー」からリンクを取得。
3. PCの場合ページ上部に表示されるURLをコピーする。

[管理する]

これらのステップを実行すれば、QRコードに変換する準備が整います。次に、これらのリンクをQRコードに変換する方法を見ていきましょう。

【STEP2】取得したURLをQRコードに変換する

URLを取得した後は、QRコードを作成するプロセスに進みます。

ここでは、無料オンラインツールを使った具体的な手順を紹介します。

QRコードを作成するためのオンラインツールは多数ありますが、ここでは無料・登録不要・商用利用可能の「QR TOOL」を例に挙げます：

1. QR TOOLのウェブサイトにアクセスします。
2. 入力欄にコピーしたURLを貼り付けます。
3. 自動でQRコードが生成されます。
4. お好みでロゴを入れたり、色やドットの形状を指定できます
5. 生成されたQRコードは「ダウンロード」から保存するか、スマホの場合長押しして保存します。
6. 保存した画像を印刷物やデジタルメディアで活用します。

この方法は、オンラインツールを利用するので、PCやスマホを問わず利用できソフトウェアやアプリのインストールが不要で、初心者にも簡単です。

これでQRコードを作成する手順は完了です。

QRコードを使うことで、Facebookの情報をさまざまなシチュエーションで効果的に共有できます。以下の活用例をご覧ください。

1. 店舗やイベントでの利用

店舗の入り口やレジ付近にFacebookページのQRコードを設置することで、来店者がすぐに「いいね！」やフォローができる環境を作れます。

また、イベント会場ではQRコードをポスターやパンフレットに印刷しておくことで、参加者が詳細情報や最新の更新に簡単にアクセス可能です。

2. チラシや名刺への印刷

紙媒体でのプロモーションにもQRコードは非常に有効です。

名刺に自分のFacebookページのQRコードを印刷しておけば、取引先や新しい知り合いがすぐにプロフィールを確認できるようになります。

チラシに掲載すれば、イベント情報や製品ページへの誘導がスムーズになります。

3. オンライン投稿との併用

デジタル広告やウェブサイトにもQRコードを活用可能です。

例えば、ブログ記事にイベントのQRコードを埋め込むことで、読者を直接Facebookページに誘導できます。

オンラインとオフラインをつなぐツールとして、QRコードの汎用性は抜群です。

これらの方法でFacebookの拡散力を高め、より多くの人々にアプローチしましょう。

QRコードを作成する際には、以下のポイントに注意するとより効果的です。

1. 有効期限の設定や管理

FacebookオリジナルのURLでは大丈夫かと思われますが、QRコードでリンクを共有する場合、有効期限が設定されているリンクを使わないよう注意しましょう。

一部のツールでは短縮URLを生成しますが、これが期限切れになるとアクセス不能になります。

長期的に使用するQRコードの場合は、直接URLを使用するか、リンクの更新が可能なツールを選びましょう。

QRコードの有効期限については下記の記事をご参照ください。

QRコードに期限はあるのか？期限の有無や仕組みを解説

2. QRコードデザインで失敗しないポイント

デザイン性を高めたい場合でも、QRコードがスキャン可能であることが最優先です。

背景色とコントラストを明確にし、中央にロゴや画像を配置する際はスキャン精度に影響が出ないよう注意してください。

また、コードを縮小しすぎると印刷時の読み取りが難しくなります。

QRコードの中央部分にロゴを埋め込む方法

3. 読み取りエラーを防ぐ方法

読み取りエラーを防ぐために、以下を実践してください：

• 誤り訂正レベルを「M」以上に設定する。これにより、QRコードが一部破損しても読み取れる可能性が高まります。
• 作成後、必ず実際にスマートフォンやQRコードリーダーを使って動作確認を行う。
• 印刷する場合は、推奨サイズ以上を維持する（例：名刺サイズなら2cm以上）。

これらの注意点を押さえることで、スムーズな運用が可能になります。

FacebookのリンクをQRコードに変換することで、情報共有がより便利かつスピーディーになります。

特に、店舗のプロモーションやイベント告知、名刺での活用など、オンラインとオフラインをつなぐツールとして非常に有用です。

本記事では以下のポイントを解説しました：

1. アプリでのQRコードの出し方
2. QRコードの読み取り方
3. QRコードの作成方法
4. 活用例：店舗、イベント、チラシなどさまざまな場面での活用方法。
5. 作成時の注意点：スキャン精度やリンクの管理で失敗しないためのポイント。

QRコードを活用することで、Facebookページへのアクセスを効率的に促進し、顧客やイベント参加者とのつながりを深めることが可能です。

ぜひこの記事を参考に、あなたのFacebook活用をさらに効果的なものにしてください。