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InstagramのQRコード付き名刺を作成する方法や注意点を解説

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名刺にInstagramのQRコードを載せることで、ビジネスのPRやコミュニケーションがスムーズになります。 QRコードをスマホで読み取るだけで、あなたのInstagramアカウントに簡単にアクセスでき、投稿を通じてサービスや実績を効果的にアピール可能です。 本記事では、InstagramのQRコードを名刺に入れるメリットや作成方法、注意点について詳しく解説します。 QRコード付き名刺を活用し、ビジネスの信頼性向上や商談のチャンスを広げましょう!

名刺に載せたいInstagramのQRコードとは?

QRコードを読み取るとアカウントのプロフィールが表示される

InstagramのQRコードとは、スマートフォンのカメラやInstagramアプリ内QRコードリーダーでスキャンすると、指定されたInstagramアカウントのプロフィールページが開く仕組みのコードです。

名刺にこのQRコードを掲載することで、受け取った相手が簡単にあなたのInstagramアカウントを閲覧できるようになります。

InstagramのQRコード付き名刺を作成する手順

【手順1】InstagramのQRコードを作成する

方法1: オンラインツール(QR TOOL)を利用する

オンラインQRコード作成ツールを使えば、拡大に対応した画像種別のSVG形式での保存やカラーのカスタマイズが可能なので名刺原稿を作成する場合には後述する公式アプリを使った方法よりおすすめです。

QRコードの用途に応じた画像種別のおすすめ

無料・登録不要でオンラインでQRコードを作成できるツールの使用手順をご紹介します。

  1. Instagram専用のQRコード作成ページへアクセス
  2. ご希望のテンプレートを選択
  3. ご自身のユーザーIDを入力
  4. ダウンロード

以上の手順で気軽にカスタマイズされたQRコードが出力されます。


インスタグラム用QRコード作成画面
QR TOOLで出力したQRコードの例

InstagramのID(ユーザーネーム)はフィード画面(タイムライン)の右下にあるご自身のアイコンをタップし、プロフィール画面に移動すると確認できます。

方法2: 公式アプリから作成

Instagramのアプリ内でQRコードを取得することも可能です。

  1. Instagramアプリを開く
  2. プロフィール画面右上の「≡」をタップ
  3. 「QRコード」を選択
  4. 保存して名刺デザインに組み込む
インスタグラムで保存した画像

方法1と方法2どちらが良いか?

印刷物に適した高解像度のSVG形式が必要な場合は方法1(オンラインツール)がおすすめです。

公式アプリでは決まったデザインのQRコードのみが保存可能ですが、オンラインツールでは自由にドットの形状や色味までも調整できます。

名刺部分とのデザインへ調和を取りたい場合は方法1がおすすめです。

カスタマイズが不要で決まったデザインでも問題ない場合には公式アプリでもOKです。

【手順2】名刺原稿を作成

方法1: Canvaで作成

Canvaのメリットは以下の通りです。

  • 豊富なテンプレートが用意されている
  • 直感的な操作で初心者でも簡単にデザイン可能
  • オンライン上でデータを管理し、修正も容易

おすすめのテンプレート CanvaにはQRコード付きの名刺テンプレートがあり、簡単にカスタマイズできます。

方法2: PowerPointで作成

WindowPCでPowerPointに慣れている方はPowerPointで原稿を作成することもできます。メリットは以下の通りです。

  • オフラインで作業できる
  • 企業の指定フォーマットに対応しやすい
  • 画像やロゴの配置を自由に調整可能

Canvaと同様にネット上で利用できるテンプレートが豊富にありますので

【手順3】名刺を印刷

コスパを重視する方

オンライン印刷サービス(ラクスル・グラフィックなど)を利用すると、低価格で高品質な名刺を作成できます。

素早く入手したい方

実店舗のビジネスコンビニ(アクセア・キンコーズ)なら即日印刷が可能です。

その他のポイント

  • 片面 or 両面:情報量に応じて選択。料金が両面の方が高くなります
  • 紙の厚さ:一般的には180kg以上が推奨
  • 紙の素材:マット紙や上質紙がQRコードの読み取りに適しています

InstagramのQRコード付き名刺で注意すべき点

ユーザーネームを変更しない

QRコードにはユーザーネーム(Instagram上のID)が含まれています。変更するとQRコードを読み込んでもプロフィールが表示されなくなります。

必要なサイズ

印刷時に正しく読み取れるよう、1.5cm×1.5cm以上を推奨。

QRコードを印刷するのに推奨・最小サイズは?

余白を確保(クワイエットゾーン)

QRコードのコード部分の外側には4セル分の余白が必要です。

QRコードの周囲には余白を設けることで、読み取りエラーを防げます。

QRコードの余白

QRコードの余白についての解説

背景とのコントラスト

背景とQRコードの色が近すぎると認識しにくくなるため、コントラストをしっかり確保しましょう。

QRコードの色について、背景とコード部分の必要なコントラストは?

デザイン上QRコードの背景を透過したい場合、下記の記事を参照してください。

QRコードの背景部分を透過する方法

光沢が強い紙は使用しない

グロス加工された紙は光の反射で読み取りづらくなるため、マットな仕上がりの紙が理想的です。

中央部分にロゴを入れる

インスタグラムのQRコードであることをわかりやすくするため、QRコードの中央部分にはロゴを入れるのは有効です。※公式アプリでもロゴが入ります。

ロゴ入りQRコード

これはQRコードの誤り訂正機能によって実現されていますが、コード部分を隠しても良い面積の上限は決まっています。

上記のオンラインツールではQRコード作成時に誤り訂正レベル(L・M・Q・H)を選択することができます。

実際にはアイコンの大きさはコード部分の約15%程度までとするのがおすすめです。

QRコードの誤り訂正機能とは?

QRコードの読み取りテストを行う

下記のようなツールや実際に読み取りが想定される端末(多くの場合はスマートフォン)で作成したQRコードが正しく読み取れるか確認しましょう。


その他QRコード入り名刺を作成する際のポイントについてはこちらの記事で解説しています。

InstagramのQRコードを名刺に載せるメリット

1. Instagramのアカウントにカンタンにアクセス

名刺に記載したアカウント名を検索する手間が省け、スムーズにプロフィールへ誘導できます。

2. ビジネスの内容を投稿でアピール

名刺は面積が限られているのでご自身のビジネスの内容を相手に伝えるには、情報が不足する場合があります。

そのような場合に写真SNSであるInstagramを使用して名刺だけでは伝えきれない商品やサービスの情報を、投稿やストーリーズを通じてアピールできます。

3. QRコードで名刺デザインがすっきり

長いURLを記載する必要がなく、シンプルで洗練された名刺デザインにできます。

名刺に載せる文字が多すぎると実際に伝えたい内容が見逃されることがあります。

名刺は極力文字を少なく、大事な情報が一目でわかるようにデザインすることが重要です。

4. 話のきっかけに

ビジネスには初対面時にはアイスブレイクが必要とされることも多いですが、話のきっかけにInstagramの投稿が役立つこともあります。

天候の話には飽き飽きしている方にはピッタリで、自然にご自身のビジネスに関係のある話へ繋げることができます。

Instagramの他に名刺に載せたいQRコード

X(旧Twitter)用QRコード

InstagramのみではなくXのQRコードもおすすめです。記事執筆時点で公式アプリでは作成できません。下記のオンラインツールを使用してください。

X(旧Twitter)用QRコードを作成

解説記事

連絡先登録用QRコード(vCard)

スマホで読み取ると連絡先を直接登録できる便利なQRコードです。

連絡先を直接登録QRコードを作成

解説記事

メール送信用QRコード

読み取るだけでメール送信画面が開くQRコード。特にメールで定型分の予約や問い合わせなどを受けたい場合にはおすすめです。

メール送信用QRコードを作成

解説記事

SNSまとめ用QRコード

複数のSNSリンクを一つのQRコードにまとめるツール。

複数SNSまとめ用QRコードを作成

LINE友達追加用QRコード

この記事ではInstagramをテーマにしていますがLINEのQRコードも名刺に追加することができます。

LINEのQRコードを名刺に載せる方法

InstagramのQRコード付き名刺でビジネスを円滑に!

InstagramのQRコードを名刺に追加することで、ビジネスの認知度向上や顧客とのコミュニケーションがスムーズになります。

作成方法やデザインのポイントを押さえ、適切な印刷・テストを行うことで、効果的な名刺を作成しましょう。

QRコードを活用し、名刺1枚であなたのビジネスの魅力を最大限に伝えてください!

InstagramのQRコード付き名刺の例

LINEの友達追加用のQRコードを名刺に載せる方法はこちらで解説しています。

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QR WORLD(QRワールド) 編集部

QRコード・バーコードの生成・読み取りシステムを開発してきた経験からお役立ち情報を発信しています。

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