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残念ながら、現在のX(旧Twitter)公式アプリには、プロフィールやツイートのリンクをQRコードとして表示する機能は備わっていません。
他のSNSアプリでは、QRコードで簡単にプロフィールをシェアできる機能があるため、XアプリにQRコード機能がないのは不便に感じるかもしれません。
Xの公式サポートからは、QRコード生成機能の導入について特にコメントはありませんが、いくつかの理由が考えられます。
まず、Xがもともとテキストを中心としたシンプルな情報共有を重視しているため、複雑な機能を追加するのを避けている可能性があります。
また、Xは独自のリンク短縮サービスを提供しているため、アプリ上でのURL共有を重視しているとも考えられます。
ではXのアカウントやポストのフォローにQRコードが全く使えないのかというと、そうではありません。
QRコードは外部ツールを使用して無料で作成できますし、作成したQRコードを読み取ればXアカウントのプロフィールへ直接アクセスすることも有効なので簡単にプロフィールやポストをシェアしたい方は後述する方法でQRコードを有効活用しましょう。
Xの公式アプリにはQRコード作成機能がないため、まずは外部のQRコード生成サービスを利用する方法を紹介します。
まずはじめにおすすめするのはブラウザ上でQRコード作成・読み取りができるQR TOOLです。
X(旧ツイッター)専用のQRコード作成ページがあり、複数のQRコードデザインテンプレートが用意されています。
アイコンもすぐに利用できるのでQRコードを即作成することができます。
テンプレートが好みに合わない場合でも詳細なカスタマイズが可能です。
現在(記事執筆時点)、検索で「X QRコード」と検索すれば上位表示されるサービスです。
QRコードにまつわるサービスを複数展開されています。
Google ChromeにはURLをQRコード化する機能が搭載されています。下記の手順でQRコードを表示できます。
詳細は下記の記事で紹介しています。
「Google ChromeでURLをQRコード化、PCからスマホに送る方法」
デメリットはPC版ChromeでQRコードを作成した場合、中央に恐竜が入ることです。
Chromeでの恐竜の意味などは下記の記事で解説しています。
iPhoneユーザーの場合ショートカットアプリを使用する方法もあります。
プロフィールURLの取得方法は同じでコピー&ペーストして簡単にQRコードを作成することができます。
詳細の手順は下記の記事をご参考ください。
「【アプリ不要】iPhoneでQRコード(二次元コード)を作成する方法」
いずれも無料で使用できるので気軽に試してみてください。
X(旧Twitter)の記事執筆時点のアプリではQRコードの作成だけではなく読み取りにも対応していません。
しかし標準搭載のアプリ等で読み取れば十分に実用性があります。
ここではいくつか読み取り方法をご紹介します。
最近のスマートフォンには、カメラアプリにQRコードの読み取り機能が標準搭載されています。以下の手順で読み取ることができます:
もしスマートフォンのカメラがQRコードを読み取れない場合、専用のQRコードリーダーアプリを使用する方法もあります。
App StoreやGoogle Playで「QRコードリーダー」と検索すると、無料アプリがいくつか見つかります。
これらをダウンロードして使えば、スムーズに読み取りが可能です。
QRコードを読み取った際に、リンクがXのプロフィールやツイートのURLであれば、直接Xアプリで開くことができます。
特に公式アプリにサインインしていれば、リンクをタップするだけでスムーズにアクセス可能です。
QRコードをカメラで読み取れない場合、以下の方法で対処してみてください:
QRコードの読み取りはスマートフォンの標準機能や専用アプリを使うことで簡単に行えます。
ここでは、Xに関連したQRコードの具体的な活用方法をいくつかご紹介します。
QRコードを使えば、自分のプロフィールページを簡単に他の人に紹介できます。
例えば、ビジネスシーンでQRコードを印刷した名刺やパンフレットを配布することで、相手がすぐに自分のXプロフィールにアクセスし、フォローを促せます。
さらに、SNSアカウントの宣伝用としてポスターやチラシに掲載することで、イベントなどの場でも多くの人にアクセスしてもらえます。
特定のツイートやキャンペーン関連の投稿にリンクしたQRコードを活用すると、特定のコンテンツへ直接誘導できます。
たとえば、商品やサービスの紹介ツイートをQRコード化し、店舗や展示会で掲示することで、来場者に直接アクセスしてもらえます。
また、イベント専用のハッシュタグをQRコード化することで、参加者が投稿にアクセスしやすくなるメリットもあります。
企業のXアカウントをQRコード化し、採用活動やプロモーションで活用するのも効果的です。
たとえば、採用イベントで企業アカウントのQRコードを掲載し、応募者に興味を持ってもらうための情報をツイートで提供することができます。
また、新商品やサービスのプロモーションツイートをQRコード化して、ポスターや広告に掲載することで、興味を持った消費者がワンクリックでアクセスできるようになります。
QRコードを使うことで、Xのプロフィールやコンテンツをより多くの人に、シンプルかつ効果的に届けることができます。
オンラインとオフラインの両方で活用することで、アクセスが増え、アカウントの認知度も上がるでしょう。
X(旧Twitter)でQRコードを活用することで、プロフィールやポストを簡単にシェアでき、オフラインの場でも多くの人にアカウントや投稿内容を届けることが可能です。
残念ながら、現在のX公式アプリにはQRコード作成機能がありませんが、外部サービスを使うことで手軽にQRコードを生成できます。
本記事では、QRコードを使ってXのプロフィールやポストをシェアする方法から、ビジネスや個人利用に役立つ活用アイデアまで紹介しました。
QRコードは名刺やイベント、店舗のプロモーションなど多くの場面で便利に活用できるため、Xでの情報発信やフォロワー獲得に役立ててください。
QR WORLD(QRワールド) 編集部