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QRコード(二次元コード)とは?正式名称から作成方法まで徹底解説

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QRコードは、私たちの日常生活のさまざまな場面で利用される便利なツールです。 特にQRコードに対応しているスマートフォンの普及により簡単に情報を読み取れるこの技術は、どのようにして誕生し、どんな特徴を持っているのでしょうか? この記事では、QRコードの概要、特徴、由来、バーコードとの違い、無料のオンラインツールまで、その魅力と可能性を徹底解説します!

目次

  1. QRコード(二次元コード)の概要
  2. QRコードを作成するのにおすすめの方法は?
  3. QRコードを読み取るのにおすすめの方法は?
  4. QRコードの正式名称は?
  5. QRコードは何の略?
  6. QRコードのモデルとは?
  7. QRコードのバージョンとは?
  8. QRコードは規格化されている?
  9. QRコードの特徴は?
  10. QRコードは商用利用は可能か?
  11. QRコードの誤り訂正機能とは?
  12. QRコードとバーコードの違いは?
  13. QRコードの種類はいくつある?
  14. QRコードにある三つの目の役割
  15. QRコードの内容は変更できる?
  16. QRコードに有効期限はあるのか?
  17. QRコードに適切な拡張子は?PNG・SVG?
  18. QRコードを印刷する際に推奨されるサイズ・最小サイズは?
  19. QRコードに必要な余白は?
  20. QRコードにはどのような活用方法がある?

QRコード(二次元コード)の概要

QRコードは1994年 株式会社デンソーウェーブにより開発されました。

「QRコード」という名称は株式会社デンソーウェーブの商標となっており、言い換えると「二次元コード」です。

バーコードが一次元コードであるのに対してQRコードは縦横の二次元に情報を持つことができることから二次元コードとも呼ばれます。

QRコードは作成や使用にあたって費用が手続きが発生しないこと、バーコードと比較して大きなデータを持つこと、読み取りエラーを減らす仕組みも組み込まれていることから様々な現場で活用されています。

参考記事: QRコードの仕組みを徹底解説!模様の意味や読み取りの原理まで紹介

QRコードを作成するのにおすすめの方法は?

無料で利用できるブラウザだけで完結するQRコード作成ができるサイトのおすすめはQR TOOLです。

QR TOOL

以下のような特徴があります。

  1. 複数件一括で作成
  2. 誤り訂正レベルや大きさを指定可能
  3. ブラウザ上で完結するのでセキュリティー上安心
  4. 作成したQRコードの読み取りテストも可能

完全無料で利用できるので是非お試しください。

QR TOOL | QRコード作成/読み取り

QR TOOL紹介画像

Windows PCを利用されている方には

Windows PCかつMicrosoft Officeソフトをインストールされている場合はOfficeソフト内でQRコードを作成することも可能です。

ExcelでQRコードを作成する方法3選

ExcelやスプレッドシートでQRコードを一括作成する方法

PowerPointでQRコードを作成する方法5選

WordでQRコードを作成・挿入する方法!アドイン活用術も紹介

Mac PC(macOS)を利用されている方には

Mac PCでは大きく分けると以下の二通りの方法があります。

  • 標準の「ショートカット」アプリを使用する
  • オンラインツールを利用する

以下の記事でMac(macOS)でのQRコード作成方法を詳細にご紹介しています。

MacでQRコードを作成する方法!標準機能から無料ツールまで

iPhoneやiPad(iOS)を利用されている方

iPhoneやiPadを利用されている方にはショートカットを使用した方法があります。

設定に多少手間がかかりますが、標準機能にこだわる方や、何度も作成する機会がある方にはおすすめです。

iPhoneでQRコード(二次元コード)を作成する方法【アプリ不要】

Androidスマホを利用されている方

Androidの標準機能では、Wi-Fiの接続情報を共有するQRコードを作成することができます。

  1. 設定の「ネットワークとインターネット」>「インターネット」を開く
  2. QRコードにしたいWi-Fiの歯車アイコンをタップ
  3. 「共有」のアイコンをタップする
  4. QRコードが表示されたら画面を直接読み取ってもらうか、スクリーンショットを共有する

以下の記事で画像付きで解説しています。

AndroidでWi-Fiの接続情報を共有するQRコードを作成する方法

Wi-Fi以外のQRコードを作成したい場合にはGoogle Play ストアでサードパーティアプリをインストールするか、オンラインツールの利用を検討してください。


QRコードを読み取るのにおすすめの方法は?

現在様々な端末でQRコードの読み取りが可能ですが、気軽に読み取るにはQR TOOLがおすすめです。特徴は以下の通りです。

  • 無料・登録不要・商用利用可能
  • 気軽にオンラインで読み取り
  • ブラウザ上のみで解析するのでセキュリティ上安心
  • 読み取り履歴を蓄積し、CSVでダウンロード可能

QR TOOLではカメラを起動するか、画像や写真に含まれるQRコードを読み取ることもできます。

無料QRコード読み取りツール | QR TOOL

その他、端末や場面別の読み取り方法をご紹介します。

iPhoneでQRコードを読み取る方法

iPhoneで一番簡単にQRコードを読み取る方法は標準のカメラアプリです。アプリを起動し、QRコードにかざすだけで自動で内容を読み取ることができます。

その他、写真や画像のQRコードも標準の「写真」アプリで検出することができます。

画面上にあるQRコードもスクリーンショット+写真アプリで読み取ることができます。

詳細の方法は以下の記事でご紹介しています。

iPhoneで画面上のQRコードを読み取る方法【写真・画像対応】

AndroidでQRコードを読み取る方法

Androidでも標準機能でQRコードを読み取ることができます。具体的には以下の方法が利用可能です。

  • Googleレンズアプリを使用する
  • クイック設定機能(ホーム画面を下側にスワイプして表示する)
  • 標準カメラアプリ(端末による)

Googleレンズは2017年以降のGoogle Pixelやその他Androidで標準搭載が進んでいます。

その他Googleフォト内でもGoogleレンズを起動することができます。

AndroidスマホでQRコードを読み取る方法

GoogleフォトアプリでQRコードを読み取る方法

PC画面上にあるQRコードを読み取る方法

PCの画面上やPDFにあるQRコードを読み取るためには、スクリーンショットとオンラインツールを活用する方法が手軽です。

Windowsの場合は「Windowsキー + Shift + S」、Macの場合は「Command + Shift + 4」で指定範囲のスクリーンショットを取得できます。

取得した画像を前述のQR TOOLで画像を選択すると読み取ることができます。

その他ブラウザ上のプラグインを使用する方法やWindowsであれば「バーコードマネージャーを使用する方法があります。

以下の記事で詳細に解説しています。

PC画面上にあるQRコードを読み取る簡単な方法4選

PCカメラでQRコードを読み取る方法

パソコンに搭載されているカメラでもQRコードを読み取ることができる場合があります。

特にWindows11では標準のカメラアプリでQRコード認識機能があります。※試した結果、私の環境では精度はあまり良くありませんでした、、、

その他の方法は以下の記事をご参照ください。

パソコンのカメラでQRコードを読み取る方法【Windows11/10/Mac/画像だけの場合も解説】

QRコードの正式名称は?

「QRコード」という名称は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

QRコードは商標登録されてる?利用時の注意点と権利関係を徹底解説!

早く応答するという意味の「Quick Response」に由来しますが、正式名称はあくまで「QRコード」です。

QRコードはQuickResponseに由来

その他QRコードを指す単語としては「二次元コード」「二次元バーコード」などがあります。

しかし、二次元に情報を持つコードという意味においてはQRコード以外に二次元のコードは多く存在するので、「QRコード」は「二次元コード」の一種であると言えますが「二次元コード」という単語が必ずしも「QRコード」を指すとは限りません。

二次元コードの一種であるQRコード

参考記事: 「二次元コード」とは?主な二次元コードの種類を解説

QRコードは何の略?

QRコードは(Quick Responseコード)の略です。

その名の通り読み取りが高速であるという特徴があります。

その他の特徴も含めて次のセクションで解説します。

QRコードのモデルとは?

QRコードにはモデル1とモデル2が存在しています。大きくその違いは対応しているバージョン数とアライメントパターンの有無です。

QRコードのモデル1とは

モデル1は開発当初のQRコードで、最大のバージョンは14 (73×73セル)で数字1167桁まで扱うことができるモデルです。

QRコードのモデル2とは

モデル2は、コードが歪んでしまった場合でもスムーズに読取りが出来るように、モデル1を改良したものでコード内にアライメントパターンが含まれています。現在日常で目にするQRコードはモデル2です。

アライメントパターンは歪んだコードでも読み取りをスムーズにするものです。

例えば、コードが曲面に印字されたり、読み取り時の角度でコードが歪んだ状態でも、配置されたアライメントパターンによって、読み取ることができます。

モデル2の最大バージョンは40 (177×177セル)で、数字7089桁まで扱うことができます。

QRコードのモデルに関する詳細の解説はこちらをご参照ください。

QRコードのバージョンとは?

QRコードのバージョンとは、QRコードのバージョン(種類)は、1から40まで設定されており、それぞれのバージョン毎にセル数と誤り訂正レベルに応じた格納できるデータ容量が決まっています。

バージョンの数字が大きいほどコードが大きくなり、比例して格納できるデータ容量も増えます。

バージョンという言葉の響きだけで言えば一般的に「新しい・古い」というイメージですが、QRコードにおいては「セル数や大きさ」を指します。

さらにQRコードのバージョンの詳しい解説やバージョンごとのデータ容量一覧はこちらをご参照ください。

QRコードは規格化されている?

1999年1月にJIS(日本工業規格)として制定 (JIS X 0510)、

2000年6月にはISOの国際規格として制定 (ISO/IEC18004)

国際規格にもなっているため、国内のみならず海外でも広く利用されています。

規格書を入手する方法は?

それぞれの団体ページから規格書を購入することが可能です。

JIS規格書購入ページhttps://webdesk.jsa.or.jp/

規格番号 の「X0510」もしくは 「QRコード 」で検索してください。 


ISO規格書購入ページ https://www.iso.org/home.html

ヘッダーの検索窓「Search」で 「18004」を検索してください。 

QRコードの特徴は?

特徴1: 大容量データを小さなコードに

QRコードは、数字・英字・漢字・カナ・記号バイナリ・制御コード等のデータを扱うことが可能です。

バーコードは一次元にしか情報を持てないのに対してQRコードでは二次元に情報を持つことにより大容量化が可能になっています。

特徴2: 360°どこからでも読み取りが可能

QRコードは、360°どの方向からでも、高速な読み取りが可能になっています。

コードの中の3ヶ所にシンボルにあり、そのシンボルにより背景の影響を受けない高速読み取りが可能になっています。

特長3: 汚れ・破損等に強い

QRコードはコード自体の規格に、「誤り訂正機能」が搭載されています。

例えばコードの一部に汚れや破損があってもデータの復元が可能です。

またどの程度までの汚れや破損に対応できるかは「誤り訂正レベル」をQRコード作成時に指定することができます。

特徴4: 作成や利用に費用はかからない

QRコードは作成や使用にあたって費用は発生しません。

開発元の株式会社デンソーウェーブが特許権を所有していますが普及を目的として特許権を行使しないこととしています。

一方「QRコード」という単語は商標になっており、使用したい場合には原則として「QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です」という表記が必要になります。

QRコードは商用利用は可能か?

前述の通りQRコードの特許権を持っている株式会社デンソーウェーブは普及を目的として特許権を行使しないということなので、使用料等は不要でQRコードを利用することができます

ただし「QRコード」という名称を利用する場合には「QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です」という表記が必要になります。

出典: QRコードドットコム

参考記事: QRコードは商標登録されてる?利用時の注意点と権利関係を徹底解説!

QRコードの誤り訂正機能とは?

QRコードは画像の一部に汚れがついたり欠損してしまっても、読み取りができるように設計されています。

誤り訂正レベルは4つあり、作成時に指定します。

誤り訂正レベル
誤りの許容度(面積比)
画像容量
L
約 7%
小さい
M
約 15%
Q
約 25%
H
約 30%
大きい

この誤り訂正機能のおかげでQRコードにロゴ等の画像を重ねても読み取りができるようになっています。

誤り訂正レベルは約7%から約30%まで対応していますが、最大での許容度なので実際には、もう少し余裕を持った方が読み取り精度がよくなったり、速度が早くなる可能性があります。

誤り訂正機能の詳細はこちらの記事で解説しています。

QRコードとバーコードの違いは?

結論、バーコードは数字のみで1方向(縦棒)のみに情報を持つことができる一方QRコードは縦横の2方向に情報を持つことができますので格納できる情報量が格段に大きくなります。

またQRコードは性質上数字のみではなくアルファベットや日本語(ひらがな・漢字)も格納することができます。

QRコードとバーコードそれぞれ複数の規格が存在しますが、QRコードの方が数百倍のデータを格納することが可能です。

QRコードとバーコードの比較

QRコードとバーコードを深掘りして比較した記事はこちらです。

QRコードの種類はいくつある?

QRコードにはいくつか種類があります。

通常のQRコード(モデル1/モデル2)

通常のQRコードは、最も基本的な形式で日常目にするQRコードはほとんどこれであるはずです。

QRコードにはモデル1とモデル2があります。

モデル1は開発当初のQRコードで、最大のバージョンは14 (73×73セル)で数字1167桁まで扱うことができるモデルです。

QRコードのモデル1・モデル2についての解説記事はこちら

マイクロQRコード

マイクロQRコードは、少量のデータを格納するためのコンパクトなQRコードで、セルの数が最小11×11から最大17×17までと小型化されています。

QRコードの切り出しシンボルが3つなのに対してマイクロQRコードは1つなのが特徴です。

マイクロQRコードについてのより詳細の解説はこちらをご参照ください。

マイクロQRコードを作成してみる

マイクロQRコードと通常のQRコードの違い

rMQRコード

rMQRコードは、通常のQRコードとは異なり、細長いの形状が可能なQRコードです。

rMQRはRectangular Micro QR Code の略で長方形マイクロQRコードという意味です。

[rMQRコードの例]

rMQRコードの例

データ容量は従来のQRコードと同等ながら、設置スペースに合わせて形状を調整できるため、幅の制約がある場合にも対応可能です。

2022年5月にISO規格に承認されています。

rMQRコードをオンラインツールで作成する

SQRC

SQRC(Secure QR Code)は、データの一部を暗号化できるセキュリティ機能を持つQRコードです。

SQRCの見た目や機能(誤り訂正機能をはじめ、QRコードが本来持つ機能)はQRコードと同じものを全て有しています。

フレームQRコード

フレームQRコードは、デザイン性を重視したQRコードで、中央にブランドロゴやイラストを挿入できるのが特徴です。

キャンバス領域の形も自由に変更できます。


より詳細なQRコードの種類や使い分けに関する解説はこちらの記事をご参照ください。

ホームドアの自動化に成功!次世代QRコードのtQRとは?

QRコードにある三つの目の役割

身近なQRコードを見ていただくと、コードの中に三つの目のような模様が見つかります。

それが「切り出しシンボル」というもので「ここにコードがある」という目印になるものです。

位置目印になるものなので、日常生活の中にありふれているものではいけません。

QRコードの開発者は身の回りのチラシや雑誌、段ボールなどの印刷物の絵や図形を調べたそうです。

その結果たどり着いたのが目のような模様で1:1:3:1:1という比率になっています。

方向性は無く360°どこからでも読み取ることができるようになっています。

QRコードにある目の比率

QRコードの内容は変更できる?

基本的には一度作成したQRコードの見た目をそのままに内容だけを変更することはできません

QRコードに格納するデータを変更する場合にはQRコード自体をを再度作成する必要があります。

  1. QRコードを読み取る
  2. 読み取った内容から再度QRコードを作成する

しかしツールによってはQRコード自体は変えずにリンク先だけを変えることができる「可変QRコード」というものも存在します。

QRコードには特定のURLを格納しておき、そのURLからリダイレクトする仕組みで実現されています。

より詳しく知りたい方は下記の記事も参考にしてみてください。

可変QRコードとは?印刷後もリンク先を変更できる仕組み・作り方

QRコードに有効期限はあるのか?

QRコード決済を利用する際などの経験からQRコードに有効期限があるように感じられたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

一度作成したQRコードに格納されている情報自体はずっと変わりません。しかし読み取り側によって有効期限があるように見せることができます

QRコードの有効期限についての解説はこちらから

QRコードに適切な拡張子は?PNG・SVG?

後述するQRコード作成オンラインツールのQR TOOLではPNG・SVG・JPEG・WebPに対応しています。

拡張子はそれぞれ特徴がありますが、以下のような使い分けが一般的です。

PNG

PNG(Portable Network Graphics)は、一般的に使用される画像形式の一つで、背景透過や高画質な保存が可能です。印刷やデジタル配信のどちらにも対応可能。

用途: 背景を透過したQRコード・SNS投稿・印刷物

SVG

SVG(Scalable Vector Graphics)は、ベクター画像形式で、無限に拡大縮小しても画質が劣化しません。一部古いブラウザで非対応の場合も。

用途: 印刷・再加工が必要なデザイン・対応ブラウザでの画像掲載

JPEG

JPEG(Joint Photographic Experts Group)は、写真や複雑なグラデーションが含まれる画像に最適な形式です。QRコードへの利用用途は限られています。

用途: WEBサイト 

WebP

WebPは、Googleが開発した次世代画像形式で、高画質と軽量化を両立しています。特にWebでの利用において注目されています。

用途: WEBサイト 

用途別のQRコードの拡張子の選び方はこちらをご参照ください。

QRコードを印刷する際に推奨されるサイズ・最小サイズは?

必要なサイズは作成したバージョンと誤り訂正レベルによって変動します。

また読み取り機器側のカメラなどの性能にも依存するので一概に言い切ることはできません。

印刷物での目安のサイズ

例えば、バージョン3・誤り訂正レベルM・プリンターの対応解像度: 350dpiで「https://qr.c-cloud.co.jp/tools」をQRコード化する例にして考えます。

理論的な最小サイズは11.6mm程度必要になります。

小さいと読み取りづらい可能性があるので推奨されるサイズは一辺あたり12mm 〜 15mmぐらいです。

iPhoneの標準カメラで読み取ることができました。

SNSやデジタルの場合

SNS投稿やホームページへの掲載を考えると画像の大きさは一辺あたり150pxでよいでしょう。

Retinaディスプレイ(Apple製品で採用されているディスプレイ)でぼやけたように見えるのが嫌であれば倍の300pxで作成してください。


QRコードの最小サイズ・推奨サイズの解説・実験結果

QRコードに必要な余白は?

QRコードの余白(マージン・クワイエットゾーンとも)はコード部分の外側にある何もない空白のことです。

この余白は結論、QRコードの開発者であるデンソーウェーブのサイトによるとQRコードのコード部分の外側には4セル分の余白が必要とされています。

出典: QRコードドットコム

QRコードの余白

一方、独自に実験した結果ではiPhoneでの読み取りは余白が全く無い場合でも成功しました。

読み取り端末側の進化で実社会ではQRコードの余白についてはルーズでも問題ないことがわかっています。

QRコードの余白についての解説+余白を減らす実験結果

QRコードにはどのような活用方法がある?

QRコードは商用利用も可能で、様々な情報をもつことができるので使い方は無限大です。

その中でも身近な利用例をいくつか挙げます。

  1. サイトへの誘導URL(https://....)
  2. Wi-Fiの接続情報
  3. QRコード決済
  4. QRコードで件名・本文を含めたメール起動
  5. QRコードで手紙を送る
  6. QRコードで複数リンクをまとめる
  7. QRコードでショートメッセージ(SMS)を送る

その他多種多様な利用方法があります。

さらにQRコードでできることを知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

以下の記事では面白い使い方も紹介しています。

QRコードを使った面白い仕掛けやユニーク事例を紹介


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QR WORLD(QRワールド) 編集部

QRコード・バーコードの生成・読み取りシステムを開発してきた経験からお役立ち情報を発信しています。

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