目次
動画をQRコードでシェアする方法には、いくつかのメリットがあります:
次の章では、実際に動画を保存・シェアする際に便利なホスティングサービスをご紹介します。
結論から言うと、動画ファイルそのものを直接QRコード化することはできません。
なぜならQRコードは基本的にURLなどのテキストデータや短い情報の格納を目的としており、動画や画像のような大容量のファイルを直接含むことは難しいです。
ではどのようにして動画をQRコード化すると良いでしょうか?
方法としては、動画を一旦インターネット上にアップロードし、そのリンクURLをQRコードに変換するという方法が一般的です。
この方法を使えば、QRコードをスマホでスキャンするだけで、指定した動画ページへ簡単にアクセスできるようになります。
動画をQRコードで共有するために便利なホスティングサービスにはさまざまな選択肢があります。以下では、無料・有料を問わず利用しやすい人気のサービス6つを簡単にご紹介します。
YouTubeは、世界中で最も人気のある動画プラットフォームです。
無料で大容量の動画をアップロードでき、誰でも視聴可能に設定したり、限定公開にして限られたユーザーにだけアクセスを許可したりすることができます。
また、QRコードのリンク先としても相性が良く、スマホやPCなど、さまざまな端末からスムーズに再生できます。
https://workspace.google.com/intl/ja/products/drive/
Google Driveは、Googleが提供するクラウドストレージサービスで、動画ファイルを含むさまざまなデータを保存できます。
15GBまで無料で利用でき、ファイル共有の設定も簡単に行えます。
特定の人だけに公開するための「リンク共有」や「アクセス制限」を利用すれば、プライバシーを保ちつつ動画をシェアすることができます。
https://www.google.com/photos/about/
Google Photosは、写真や動画をバックアップするためのクラウドサービスです。
Google Driveと同じく15GBまで無料で利用できます。
QRコードでアクセスするリンクを生成する際に便利で、ファミリー共有機能を使うと、親しい人とのシェアが容易になります。
https://support.apple.com/ja-jp/guide/mac-help/mh36832/mac
iCloudはAppleが提供するクラウドサービスで、iPhoneやMacユーザーにとって非常に便利です。
5GBまでは無料で利用でき、家族や友人に特定のリンクで動画を共有することが可能です。
iCloudに保存した動画をQRコードを通じてシェアすれば、Appleユーザー同士であれば再生がスムーズに行えます。
https://www.cloudflare.com/ja-jp/developer-platform/products/cloudflare-stream/
Cloudflare Streamは、ビジネス向けに最適化された動画ホスティングサービスで、高速かつ安定したストリーミング環境を提供します。
費用がかかりますが、ビジネス利用や高品質な動画再生を求める場合におすすめです。
動画の再生速度や品質が重要なプロジェクトでQRコードシェアを活用したい場合に役立ちます。
Vimeoは、特にクリエイティブ業界で人気のある動画プラットフォームです。高画質な動画のアップロードが可能で、詳細なプライバシー設定ができるため、クライアントや特定の視聴者だけに動画を共有するのに最適です。QRコードのリンク先としても多く利用されており、広告が表示されない点が特徴です。
以上のようなサービスをうまく活用すれば、動画を効果的にQRコードでシェアできるようになります。次に、これらのサービスを利用して実際にQRコード化する手順について詳しく解説していきます。
基本的に公開する場合はYouTubeその他事情がある場合はその事情に合わせてサービスを選択することをお勧めします。
特に、プライバシーや広告の有無が気になる場合にはVimeoやGoogle Driveが有力候補になります。
この章ではそれぞれのサービスで動画をアップロードしてURLを取得する手順をご紹介します。
以上の手順で、各サービスから動画のURLを簡単に取得できます。次のステップでは、取得したURLをQRコードに変換していきましょう。
続いて前のステップで取得したURLをQRコード化する方法をご紹介します。
画像の埋め込みや背景の透過、その他QRコードのデザインを詳細に設定でき動画を含めた一環したブランディングを構築することができます。
アカウント登録等は不要で無料で利用できます。
また各種SNSアイコンも準備されているので選択するだけでアイコン付きのQRコードを作成することができます。
動画をQRコードで簡単に共有するには、まず動画をオンライン上のホスティングサービスにアップロードし、そのリンクをQRコードに変換する必要があります。
この記事では、YouTube、Google Drive、Google Photos、iCloud、Cloudflare Stream、Vimeoの6つのサービスをご紹介しました。
無料プランやプライバシー設定、広告の有無など、サービスごとの特徴を比較検討して自分に合ったホスティングサービスを選択してください。
QR WORLD(QRワールド) 編集部