
目次
まず、動画QRコードの基本をおさえましょう。
多くの場合、動画QRコードは動画ファイルそのものをQRコードに埋め込んでいるわけではありません。動画ファイルは容量が非常に大きいため、QRコードの情報量には収まりきらないのです。
QRコードが一度に格納できるデータ量には上限があります。開発元・株式会社デンソーウェーブの規格(国際規格ISO/IEC 18004)では、最も大きい型番40でも、格納できるのは数字なら7,089桁、英数字なら4,296文字、ファイルなどのバイナリ(生データ)ではわずか2,953バイト(約2.9KB)までです。一方、数十秒の動画でも数MB〜数十MBの容量があり、QRコードの上限を数千倍〜数万倍も上回ります。だからこそ、動画は一度Web上にアップロードし、その「URL(数十文字程度の文字列)」をQRコードに格納するのです。(出典: 情報量とバージョン|QRコードドットコム|デンソーウェーブ)
一般的には、YouTubeやVimeoなどの動画プラットフォーム、あるいは自社サーバーなどにアップロードされた動画のURL(Webアドレス)をQRコードに変換したものを指します。
ユーザーがQRコードを読み取ると、スマートフォンやタブレットがそのURLにアクセスし、Web上で動画が再生される仕組みです。
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動画QRコードを活用することで、以下のようなメリットが期待できます。
QRコードを作成する前に、共有したい動画コンテンツを準備します。ただ動画を用意するだけでなく、QRコード経由で見られることを意識した工夫が重要です。
動画コンテンツを作成・利用する際には、権利関係に十分注意が必要です。
権利侵害はトラブルの原因となります。自社で制作するか、権利がクリアになっている素材を利用しましょう。不明な場合は専門家への相談も検討してください。
準備した動画は、Web上でアクセスできるようにアップロードする必要があります。主なプラットフォームとそれぞれの特徴を比較し、目的に合ったものを選びましょう。
プラットフォームを決めたら動画をアップロードし、共有可能なURL(リンク)を取得してください。このURLがQRコードの元になります。共有URLは、必ず別の端末やログアウト状態でも開けるか事前に確認しましょう。自分だけがアクセスできる管理画面のURLや、閲覧権限が「制限付き」のままのリンクをそのままQRコード化してしまう失敗がよくあります。
QRコード作成ツールは基本的に無料で十分な機能が提供されています。
ツールを選択する際のポイントをいくつかご紹介します。
QRコードは中央部分にロゴを入れたりドットの形状や色を変えたりすることができます。
特に動画用のQRコードでは読み取った結果が動画であることがわかりやすいように中央部分に再生ボタンのようなアイコンを入れるものおすすめです。
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印刷後・作成後でもリンク先を変更できるQRコードやアクセス解析が必要なら、業務用の「QR TOOL PRO」をご検討ください。


以上を踏まえてQRコード作成におすすめのツールはQR TOOLです。
日本の法人が運営しているオンラインツールでQRコードの豊富なカスタマイズや動的なQRコードにも対応しています。
利用方法:
以上の簡単な手順でQRコードを作成することができます。

せっかく作成したQRコードも、読み取れなければ意味がありません。以下の点に注意して、読み取りエラーを防ぎましょう。
動画QRコードを設置したら、その効果を測定し、改善に繋げていくことが重要です。効果測定には、大きく分けて「QRコード自体の読み取りデータ」と「動画プラットフォーム上の視聴データ」の2種類のアクセス解析を活用します。この両方を組み合わせることで、より深くユーザー行動を理解し、的確な改善策を打つことができます。
可変QR(ダイナミックQR)に対応した作成・管理ツールを使用すると、QRコード自体がどれだけ読み取られたかに関する簡易なデータを取得できます。
これらの情報は、QRコードのデザイン、配置場所、配布方法などの効果を判断する上で非常に役立ちます。
QRコード経由でアクセスしたユーザーが、実際に動画をどのように視聴したかを知るためには、動画をアップロードしているプラットフォーム(YouTube, Vimeoなど)が提供するアクセス解析機能を利用します。
動画プラットフォームの解析で「トラフィックソース」を確認すると、どのような経路で動画にアクセスがあったかが分かります。QRコードからのアクセスを厳密に特定するのは難しい場合もありますが、「外部サイト」や「直接または不明」といった項目に含まれることが多いです。(※YouTubeなどの動画プラットフォームの解析は、動画URLに付けたUTMパラメータを集計しません。UTMで流入元を測りたい場合は、自社サイトに動画を埋め込み、そのページのURLをUTM付きでQRコード化して、自社のアクセス解析ツールで計測します。)
最も重要なのは、これら2種類のデータを組み合わせて分析することです。
A. いいえ。QRコードに格納できるデータは最大でも約2,953バイト(約2.9KB)で、数MB〜数十MBある動画ファイルは桁違いに大きく、直接は入りません。YouTubeなどの動画プラットフォームにアップロードし、そのURLをQRコード化します。
A. YouTubeの「限定公開」は、リンクを知っていれば誰でも視聴でき、再共有もできる設定で、完全な非公開ではありません。厳密に限定したい場合は「非公開」+招待や、パスワード保護(Vimeoなど)を利用しましょう。
A. 静的QRコードはリンク先を変えられないため作り直しが必要ですが、可変QR(ダイナミックQR)なら、印刷後でも管理画面からリンク先の動画URLを差し替えられます。動画は後からURLが変わりやすいため、印刷物に使うなら可変QRが安心です。
A. 画質によって変わります。目安として、YouTubeの視聴では1時間あたり480pで約0.5GB、720pで約1.1GB、1080p(フルHD)で約2.2GBほどを消費します。外出先で見る人が多い場合は、動画を短くしたり画質を上げすぎない配慮が親切です。
動画QRコードは、オフラインとオンラインを繋ぎ、情報をより豊かに、そして効果的に伝えるための強力なツールです。
この記事で解説したポイントを押さえることで、誰でも簡単に動画QRコードを作成し、活用を始めることができます。
これらのステップを着実に実行し、動画QRコードをビジネスや情報発信に最大限活用していきましょう!
この章ではそれぞれのサービスで動画をアップロードしてURLを取得する手順をご紹介します。
YouTubeの公開設定には「公開」「限定公開」「非公開」の3種類があります。検索結果に表示させず、配布先だけに動画を見せたい動画QRコードには「限定公開(Unlisted)」が便利です。ただし限定公開はリンクを知っていれば誰でも視聴でき、そのリンクを第三者に再共有することもできる設定で、視聴にGoogleアカウントは不要です。完全な非公開ではないため、特定の人だけに厳密に限定したい場合は「非公開」+招待や、パスワード保護に対応するVimeoなどの利用も検討しましょう。(出典: 動画のプライバシー設定を変更する|YouTubeヘルプ)
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手順3の「リンクを知っている全員」は、Googleアカウントにログインしていなくても、リンクを持つ人なら誰でも閲覧できる設定です(付与する権限は閲覧者/閲覧者〈コメント可〉/編集者から選べます)。手軽な反面、リンクが流出すると誰でもアクセスでき、ファイルの所有者名・メールアドレスが閲覧者に表示される点にも注意が必要です。またGoogleドライブは動画配信専用のサービスではないため、アクセスが集中すると再生に制限がかかることがあります。不特定多数への配布には、YouTubeなどの動画プラットフォームの方が適しています。(出典: ファイルやフォルダを共有する|Google ドライブ ヘルプ)


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QR WORLD(QRワールド) 編集部